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|1016-1018|決める#日誌 #02
毎週月・金曜日の20時更新 演劇ユニットせのびの稽古場の様子をお届けする日誌。
もりげき八時の芝居小屋 第170回公演
演劇ユニットせのび 第8回公演
『踊るよ鳥ト少し短く』
脚本:ノゾエ征爾(はえぎわ)
演出:村田青葉
出演:髙橋響子、藤原慶
演奏:千葉美紀依
11/25(水)~27(金)
盛岡劇場タウンホール
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【チケット販売開始】
10月17日(土)より、次回公演『踊るよ鳥ト少し短く』のチケットを販売しています。
前売り:1,000円
当日:1,200円
チケットのご予約は こちら のチケットフォーム、または盛岡劇場の窓口・電話(019-622-2258)で承っております!
プレイガイドでの販売は行いません。当日券につきましては予約状況により発売の可否を決定いたします。
販売初日から続々とご予約をいただいており、嬉しい限りです!
せのびとして盛岡劇場タウンホールで公演をするのは久しぶりなので、役者・演出・スタッフともに気合十分で稽古に取り組んでおります。
公演までのこり1カ月ちょっととなりましたが、これまであまり演劇と関わってこなかった方にも興味を持っていただけるように宣伝活動など行っていきたいと思います。
公演ができること、劇場でお客様とお会いできること、たのしみで仕方ありません。
【稽古場日誌について】
毎週月・金曜日の週2回投稿でお届けしようというこの企画。
主に、月曜日には金~日のこと、金曜日には月~木のことを書こうとしているのですが、今回は稽古がありませんでした。
なので、今日は作り手の紹介を行おうと思います。
今後もこのように稽古が無かった日は、創作に関わっている人の紹介や、日誌に載せなかった稽古写真の大放出をしようかなと考えています。
作品ができあがるまでのことはもちろん、作っている人間のことも知ってもらえたら嬉しいです。
どうぞお楽しみに!
【作り手紹介#1】
緊急企画「作り手紹介」。
第1回目は、2016年のせのび旗揚げ時から公演に関わる 看板女優 髙橋響子です。
髙橋 響子(たかはし きょうこ)
1996年生まれ。青森県出身。おひつじ座。
大学から演劇をはじめ、在学時には岩手大学の演劇サークル「劇団かっぱ」に所属。大学1年の冬に大学の先輩にあたる村田青葉が旗揚げした「演劇ユニットせのび」にも所属し、以後、両劇団に限らず外部でも役者としての活躍の幅を広げる。
せのびでの出演作は『なくなりはしないで』『どこかの国のアリス、あるいはなんとかランドのピーターパン』『ロマンス』などで、いずれも主演を務める。
「トラブルカフェシアター」「劇団ゼミナール」「架空の劇団」「劇団天体望遠鏡」など、せのび以外の演劇作品にも客演として参加。
2018年には「柿喰う客」で代表を務める中屋敷法仁氏が脚本・演出を手掛けた『くじらむら』(南郷アートプロジェクト @八戸市南郷文化ホール)に出演。
演劇以外にも、同じく2018年にこけら落とし公演を行った『ジャグリング&ダンススタジオ tasse 企画 [tasse trial Vol.1] 』ではパフォーマーとしてダンスとジャグリングに初挑戦した。
しめ鯖と鴨肉とカレーと辛いものが好き。
せのびの初演作である「なくなりはしないで」は、初演以降何度も再演され、その度に役者としての成長を見せてきた彼女。
親しみやすい雰囲気と、持ち前の明るさ、言葉に重みを感じる声が魅力です。
今回のせのびは難しい脚本に挑戦していますが、本番で必ずよいものを見せてくれる彼女への演出からの信頼は厚い。
これまでのせのび作品では見れなかった彼女の新しい一面を『踊るよ鳥ト少し短く』では見れるかもしれません。
【つぎに向けて】
この週末はもともと稽古を予定していませんでしたが、一度、村田と髙橋で稽古をすることになり、結局稽古はナシになっています。
何をするのか、何をしたいのか、何をして欲しいのか
やれるのでやりましょう、では稽古をするにしてもぼんやりしすぎているよ
ということで髙橋が「やらない」と決断しました。
少人数で、しかも自劇団の役者ばかりだからできることかもしれませんが、選択し、決断することの重みを感じます。
役者はただ言われたことをしゃべっているわけではなく、舞台に立ったらお客さんとの間で責任が発生すると考えています。
舞台上で何をするかという選択・決断をするのも、それによってお客さんを楽しませるのもつまらなくさせるのも、役者。
創作に関わっているすべてのひとが作品に対して等しく責任を負う、ことを意識しています。そうなるための場づくりも。そのための選択と決断です。
自分が何をしたいのかを精査し、今後向かう先を決めるためのおやすみでした!
「やらない」を選択した髙橋、また一歩前進です。
次回の投稿は 10月23日(金) です。
ではまたここでお会いしましょう!
〈写真 千葉潔考(kuromame)、文・写真 石橋奈那子〉
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