良い親悪い親〜ジャッジから自由になる〜
子どもを出産してみて、"生物学的に"「親」になったからといって
「親」として生きるのが肌に馴染むわぁ〜みたいには感じられないというのが本音です。
この気持ちは子どもが産まれて半年ほどしてからフツフツと湧いてきて、子育て始まってかれこれ9年経ちますが、今もあります。
この気持ちはなんなんだろう?こんなふうに感じるわたしっておかしいのかな?と
親になりきれない、こんなアンニュイな気持ちを持つ自分自身へやっぱり親になっちゃダメだったんじゃないの?と疑いの目を向けることもありました。
▶︎親という幻想
そもそも、物理的に「親」なった途端
出産のその瞬間に親らしく親然として生きられるようになんかなりませんよね 笑。当たり前だけど。
父親は母親より"親"になるのが遅いとか、時間がかかると言われてるけれど、母親だっておんなじじゃねw 父親と大差ないしと思います。
母親だから、
自分の腹から産んだから、
自分の遺伝子受け継いでるから、
だから自分の子。
それは真実。
でもね、だからと言って、子どもの気持ちがすごく理解できたりしないし、子どものことを全て察してあげることなんかできない。
オムツ替えるとか、ミルク飲ますとか、ゲップさせるとか、抱っこするとか、寝やすいように室温を調整するとか
そういうことはできるけど、それはあなたより先に生まれた人だし、あなたより大人だし、あなたより体の使い方知ってるし、だからできるだけですよw
まあ、実際それくらいのことしかできない。
親だから子どもとの見えないつながりがある!
みたいなのは幻想です。
▶︎幻想を、どう生きるか?
幻想なんだけど、目の前には子どもがいる
それは逃げも隠れもできない事実
ならば、その幻想の中で自分のやりたいようにやってみよ!それを自分で、良い親悪い親ジャッジしない!
"ちゃんと育てる"とか"いい子に育てる"とか"迷惑かけないように"とか、そういう外側からの価値観は、一旦横に置いて無視する!
世間や社会はあなたと子どもの間をなかよしこよしに取り持ったりしないし、
目の前のぐちゃぐちゃに散らかった部屋をいつもいつも綺麗に保ってくれたりしないし、お風呂イヤーと泣き叫ぶ子をなだめていい子に仕立てあげてくれたりしない。
それならその幻想をあなたと子どもの色だけで彩ったらいいんだ。
誰の承認や評価もいらないあなたの色。
それは難しいことをしなきゃならないわけじゃなくて、
例えばママ遊んでよーと言っても、今コーヒー飲みたいと思ってるなら、子どもに「ママ、コーヒー飲みたい気持ちだから、ほんの少しまってて」と5分だけ待ってもらうことや、
ご飯作るのがめちゃくちゃ苦痛って感じるなら、お惣菜をかってきてそのままテーブルにだすこと
そこに誰かや何かの評価を挟まないでする。(ここがとても大事なのだけど。)
誰からの評価も受け取らないで、ただ自分が自分を見守ってあげたらいいんですよね^^暖かい眼差しで。
最後までお読みくださりありがとうございます!