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新しいバージョンのAnimagine XL 4.0のタグについてと実力を検証

SDXLの走りとして使用していたAnimagineのバージョン4が登場しました。
checkPointのDLは、下記civitaiまたはhugfaceからDLできます。


pipにて4つのライブラリのインストールおよびアップグレードの検証

Animagine XL 4.0の文章にて下記記載がありました。

pip install diffusers transformers accelerate safetensors --upgrade

https://civitai.com/models/1188071/animagine-xl-40?modelVersionId=1337429

指定されているので、入れますが、全体の画像の生成に影響を与えそうなので、別のReforgeのテスト用のがあるのでそちらで導入しました。

pipのライブラリのインストールおよびアップデートによる画像の差異がありました。

pipコマンドなし

pipコマンドあり

いれたほうがいいかなと思います。
illustriousで変化があるかも確認します。

pipコマンドなし

pipコマンドあり

pipのライブラリのインストールおよびアップデートをする方がキャラの質が上がっているように見えます。
Animagine XL 4.0は、pipのライブラリのインストールおよびアップデートする方がいいです。
ただコマンドを実施した場合、全体に影響を与えるので前と違う感じが嫌という方は、もう1つWEBUIを用意して実施するのが良いでしょう。
checkPointやVAEにワイルドカードやLoRAは、使いまわせるのでWEBUIの環境が2つあってもいいかと思います。

Animagine XL 4.0を使ってみた感想

使った感想として、Animagine3.1と比べると暴れ馬です。
3.1と同じプロンプトを使うと大きく変化します。

Animagine3.1

Animagine4.0

Animagine XL 4.0のクオリティタグと品質タグについて

上記ベースでつくったものにクオリティタグと追加された品質タグを使い、プロンプトを変更します。

Quality Tags
Quality tags are fundamental controls that directly influence the overall image quality and detail level. Available quality tags:masterpiece
クオリティタグは、画像の全体的な品質やディテールのレベルに直接影響を与える基本的なコントロールです。利用可能なクオリティタグは以下の通りです
・best quality
・low quality
・worst quality

Score Tags
Score tags provide a more nuanced control over image quality compared to basic quality tags. They have a stronger impact on steering output quality in this model. Available score tags:high score
スコアタグは、基本的なクオリティタグよりも細かく画像品質を調整するためのタグです。このモデルでは、スコアタグの方が出力品質の方向性に強く影響を与えます。利用可能なスコアタグは以下の通りです
・great score
・good score
・average score
・bad score
・low score

https://civitai.com/models/1188071/animagine-xl-40?modelVersionId=1337429

多少良くなりましたが、ん???という感じです。
過去のプロンプトをベースで変えてもこの感じなので、さっと作れたAnimagine3の時と違った難しいと感じます。

Animagine XL 4.0の時間タグとレーティングタグ

Temporal Tagsとして時間タグがあります。
時間タグを使用すると、特定の時代や年に基づいたスタイルを画像に反映させることができます。
どの年代が良いかは、実施してみないと分かりません。
下記タグを追加して生成してみました。

year 2025
year 2025

少しパワーアップしたかなと思います。
ついでに2020年から2024年も試してみます。

year {2020|2021|2022|2023|2024}

2020年タグ

year 2020

2021年タグ

year 2021

2022年タグ

year 2022

2023年タグ

year 2023

2024年タグ

year 2024

出来栄えは正直微妙です。

レーティングタグは、通称スケベタグです(勝手に言っています)。

  • safe(安全) → 一般的に問題のないコンテンツ

  • sensitive(センシティブ) → やや刺激的な内容(例:暴力表現や軽度の成人向け要素)

  • nsfw(Not Safe For Work/職場不適切) → 成人向けまたは露骨なコンテンツ

  • explicit(露骨) → 過激な表現を含むコンテンツ

nsfw以上のexplicitがあります。
紳士大爆発は、explicit推奨です('ω')
ここでの掲載画像は、安全を考慮してsafeを入れています。

Animagine3.0-3.1時点のワイルドカードを過去にまとめています。

上記のキャラデータを使用して生成をためしてみます。

Animagine XL 4.0の生成画像

Animagine用のワイルドカードを使用しつつ、品質系のプロンプトからLoRAまでランダムで入れて生成してみます。

BLEACHのキャラを生成してみました。

激しい・・・
スタンド使いになったのかな
普通の衣装持ってませんか?
わけわかめ
ティアさん・・・あたな露出が全くないですよ
まぁいい感じかな・・・・

普通のが作れません・・・・とプロンプト確認するとアーティストタグが入ったので場外。
LoRAのランダム部分を再度見直して生成。

イイ感じ
何のゲームしているのですか?
ゴールデン!!ばっかり
アプリゲームにでてきそう
ネルさんだけ普通

なぜアプリのゲームのようなエフェクトになるのか・・・・。
再度コチョコチョ修正を実施。

わけわかめ
魔法使い?
どういった衣装ですか!
やっと普通
安定しています

前の感じが好きだったのですが、今回のなんとも言えない状況です。
BLEACHの学習データが不足しているのかどうか分からないので次にNARUTOで試してみました。

NARUTOの漫画を見たことがない人はAmazonのKinbleでカラー版があるのでオススメです。

みんな雷遁使いというぐらい雷のエフェクトが発生します。

Animagine XL 4.0推奨Sampling methodについて

: Euler Ancestral (Euler a)

https://civitai.com/models/1188071/animagine-xl-40?modelVersionId=1337429

Eulerでした・・・DPM++2Mを使っていたので変更して実施。

多少変わりましたが違いがちょっとわかりません。
DPM++2Mでもいいかと思います。

Animagine XL 4.0を使った感想

私にとっては、微妙で現状使う事はないかと思いました。
ただ、3.0と3.1があるように4.1も出てくれるかと思います。

複数のサイトでAnimagine XL 4.0を使った人の感想として、紳士向けを捨てたという意見とillustriousで良いという意見がちょこちょこあり、最終的にillustriousの出来の良さを再確認しました等の意見がありました。
まだまだ時期尚早でAnimagineが好きなので、良い感じのものを生成できるよう頑張りたいと思います。

弄る過ぎるとなぜかカラフルになりました。

これはこれで独創的なのでコントロールできたら面白いかもです。






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