【ヒュージ・リーダーズ】《強風の力、イニアス/Inniaz, the Gale Force》【フレンドリー】
初めまして、のげと申します。
今回は私がヒュージ・リーダーズで使用している《強風の力、イニアス/Inniaz, the Gale Force》のデッキを紹介したいと思います。
(ヒュージ・リーダーズってなに?という方はまずはこちらを御覧ください。)
拙い内容ですが、これからヒュージ・リーダーズをやりたい人、デッキ構築に困っている人の助けに少しでもなれれば幸いです。
デッキリスト
統率者について
今回使用している統率者は《強風の力、イニアス/Inniaz, the Gale Force》
収録は初代のJump Startのみ、英語通常版のカードのみ存在します。(なお、MTGアリーナでも実装されているため日本語訳がついています。)
能力は2つ
1つは「飛行クリーチャー3体以上で攻撃することで、各プレイヤーの土地でないパーマネント1つのコントロールを時計回りに動かす」能力。
パーマネントを選ぶ権利はすべてこちらが持っているので、この能力が見えているだけで他プレイヤーは強力なパーマネントを展開しづらくなります。たとえ自分のものにならなくても、本来とは異なるプレイヤーのコントロールになってしまえば機能不全に陥るものも多いです。家路を出されていても、「自分のは取り返すことはできるけど、あいつのアレが戻られても困るんよなぁ…」というジレンマで悩ましくなるのもポイント。
もう一つは「攻撃している飛行クリーチャー全体のパンプアップ」
1回につき3マナかかりますが、初期ライフ25のヒュージにおいては、飛行クリーチャーをばらまく→2,3回能力起動でフィニッシュ、という場面も多々あります。というか勝ち手段です。コントロール回転の派手さに気を取られて忘れないようにしましょう。
そんなわけでこの2つの能力を軸に「飛行クリーチャーを横に並べて、コントロール回転で威嚇しながら空から殴る」のが今回のデッキのテーマとなっております。
採用カード
以下採用カードたちです。主な採用目的でおおまかに分類してみました。
クリーチャー枠
飛行を複数展開するためのカード
渡り鳥の経路/Migratory Route
鐘楼のスピリット/Belfry Spirit
幽体の行列/Spectral Procession
渡る魂/Soul of Migration
解任+開展/Depose+Deploy
風番いのロック/Wingmate Roc
止まり木の防衛/Perch Protection
アクセス拒否/Access Denied
フェアリーのまどろみパーティ/Faerie Slumber Party
影のくぐつ師/Shadow Puppeteers
幽体の行列は運が良ければ3マナで3体展開できるとても嬉しいカード。4マナで使っても次ターンイニアスの能力誘発が見えるのでn枚ほしい。
アクセス拒否はこのデッキだと禁止カードの呪文詐欺より強い可能性がある強力なカウンター兼クロック展開です。
飛行クリーチャー兼妨害カード
天駆ける恐喝者/Aerial Extortionist
賞罰の天使/Angel of Sanctions
畏敬の神格/Godhead of Awe
裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate
嘲笑う呪文乗っ取り/Smirking Spelljacker
出て仕事をする飛行クリーチャーたちです。畏敬の神格が色拘束やばいかも。
その他
サメ台風/Shark Typhoon
天使の逸脱者/Angelic Aberration
サメ台風は3マナで飛行クリーチャーを出せる枠、天使の逸脱者はトークンたちを強化する手段として。
妨害
孤独/Solitude
別館の大長/Chancellor of the Annex
鏡殻のカニ/Mirrorshell Crab
ソード・コーストの海蛇/Sword Coast Serpent
水没/Submerge
崇高な天啓/Sublime Epiphany
暗記+記憶/Commit+Memory
招待制/By Invitation Only
ドゥームスカール/Doomskar
黄昏+払暁/Dusk+Dawn
全体除去やカウンター、ピッチスペルなど。持ってたらWillも入れましょう。
ユーティリティー
永久のドラゴン/Timeless Dragon
北方の大鷲/Eagles of the North
エメリアの呼び声/Emeria's Call
オンドゥの転置/Ondu Inversion
土地サイクリングと両面土地。飛行クリーチャーと全体除去を兼ねてくれる枠。
土地
意外と色拘束がきついカードが多い(特に3ターン目幽体の行列)ので、無色土地は家路と溺墓の寺院のみの採用です。フィルターランドとハイブリットランドが染みます。
終わりに
いかがでしたか?(中身がない文章の暗喩)
「なんでこのカード入ってる/ないの?」とかなにかご意見、感想あれば気軽にどうぞ。初めての記事で何書けばいいかわからないところがあるので、どんどん参考にさせてください!
さて、投稿日現在(2024年9月12日)、ダスクモーンのプレビューが行われています。
ダスクモーンはまさに「ヒュージホライゾン」と言えるほど要注目で、大主サイクルの持つ兆候、分割カードである部屋といった4マナ以下のアクションを増やしてくれるシステムの登場に加え、2マナのマナ加速である《三度呼ばれ、アルタナク/Altanak, the Thrice-Called》など、収穫が豊富です。
イニアスにおいても《ミストムーアの大主/Overlord of the Mistmoors》はまず採用できるでしょう。どのようなカードが活躍するか非常に楽しみですね。
それではまた。