読んだ本めも:デービッド・アトキンソンさんの本

デービッド・アトキンソンさんの本を読んだ
「日本人の勝算」「新日本構造改革論」「給料の上げ方」

とても面白かったけど、1ヶ月かかった
なぜだろう、読み進めるペースはあまり早くなかったな
具体的なデータや論文が書かれていたから、
1つ1つの文章をしっかり読もうとすると時間がかかったのかもしれない

もっとざっくり読めればいいのに、
要素をピックアップするのが苦手かもしれない


新日本構造改革論が、特に面白かった
アトキンソンさんの物事の考え方が書かれていて真似したいと思った
印象に残った部分をメモメモ

1.オックスフォード大の学生の議論
 〇〇だと思う根拠は?この視点では?他の要因は?
 人間は自分の考えに矛盾があっても案外きづかない
 「絶対に」は危険、徹底的に現象の要因を洗い出し多面的に検証するべし

2.きちんと分析する
 感覚で説明するのではなく、データや根拠
 その結論に至るまでのプロセスをまとめる
 データは公表されているのに自分で分析しようとする人が少ない

3.動かないための作戦・屁理屈のために規制や法律を理由にする人あり

4.オセロには日本の文化が表れている
 黒で占められていたけど、ある日突然どこかに白が置かれると一気に白へ
 よく言えば柔軟性がある

5.やってみないで、最初から否定して何もしない
 大きなビジョンを掲げるのは好きだけど、
 目の前の小さな問題にあまり目がいかない

 例えば新幹線の改札で「切符をとってください」のアナウンス
 取らないと通れないようにすればトラブルも起こらないし
 そんな生産性も教育的要素もないことに労働力を割かなくて良い
 観光事業も、日本の魅力を聞くより困ったことを聞いて解決していくべし

6.知識を多く持っている=優秀ではなく分析能力が必要

7.〇〇が必要→具体的に実行するには誰が何をやればいいのか まで考える
 多方面から話を聞く、調べる、検証する→判断



目の前の小さな問題に目がいかない、これは特に響いた



 

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