水腎症と診断されて②(産後~3w)
39w0dに陣痛がきて、無事出産。
心配していた腎臓は、、、やっぱり肥大化したままでした。
産後0日は、一緒にいることができたのですが、夜中にSpO2が落ちることがあったらしく、翌日にはNICUへ。
(腎臓が大きくなりすぎて、肺を圧迫している可能性があったようです)
数日後、腎臓・尿管の位置を詳細に調べるために、MRIをとりました。
やはり、左の腎盂と尿管の間が狭窄しているとのこと。
左の腎臓はかなり肥大化していて、グレードはⅣ。
(覚悟はしてたけど、どこかでなんとかなるかな・なってほしいという気持ちがあったので、ショックは大きかった。。。)
すぐに手術、というのは全身状態を考えるとリスクが高いということで、まずは、「ミルクを通常量飲めること」を目標にNICUにて経過観察することになりました。腎臓がかなり大きいので、胃や腸を圧迫してしまい、消化器系の邪魔をしてしまうことが、いまの一番のリスク。まずはここをクリアしなければ、退院はできないとのこと。
肝心の腎臓の治療は、もう少し身体が大きくなってから、行うことになりました。(早く治療をしないと、その分腎機能は低下する可能性が高いけど、それ以上に新生児に手術をするリスクが高いとのことで、この判断をしたよう。)
何より辛かったのは、コロナの影響で面会に制限があること。
予約をしないと面会できず、面会時間も2時間のみ。NICUの入室人数も制限しているから、毎日予約が取れない。。
産後ほとんど赤ちゃんを抱いていない私にとって、赤ちゃんに会えない日々は辛すぎた。。産後メンタルの影響もあったのか、夜になると生後間もない我が子が少し苦しそうに呼吸をしている姿が目に浮かび、自分の無力感と赤ちゃんが隣にいない寂しさで、涙が止まりませんでした。
出産から6日目、徐々にミルクを飲む量が増えてきました。右の腎臓が頑張ってくれているのか、尿量も問題ないとのこと。ただ、深く眠るとSpO2が下がってしまうことがあるため、引き続き経過観察。入院の日々が続きました。。
出産から25日目、SpO2低下の症状は残るものの、生命に危険のあるリスクではないとの判断で、ようやく退院することができました!!
(ベビちゃん、よく頑張ったね!!!)
とはいえ、腎臓との戦いはまだまだ始まったばかり。
退院したからといってリスクがなくなったわけではありません。むしろ、医療者の目が届かないので、急変時のリスクは増大したとも言えます。さらに、二ヶ月後(生後三ヶ月時点)には腎盂と尿管の狭窄部分を取り除く手術も控えています。
着実に前進していることに喜びを感じつつも気を抜かず、経過を追っていきたいと思います。
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