うじゃうじゃいると言われれば、行かないわけにはいかない。夏の夜も深まる頃、蝉の羽化を見に行ってみる。山育ちの自分だが正直なところ、41年ぶりの初体験。光に照らされる身体は青白くピチピチした印象だ。羽はまだハリを知らないフィルムみたいに。神秘の瞬間を汗かきながらおはよう。夜だけど。
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