デスク周りを整理して、ケーブルとうまくお付き合いする方法
2012年にかったiMacをずっと使っていたのですが、この辺りを解決したくて正直悩んでいました。
• 会社と環境を揃えたい(Laptopとモニタ)
• 妻が小さなモニタで作業しているので、2人で使えるようにしたい
• 座った時にケーブル見えなくしたい
• 常に何かが机の上にあり、片付けやすくしたい
ついに年末、
Go Andoさんのケーブル嫌いのためのデスク周辺をすっきりさせるテクニックに始まり、デスクをすっきりさせるマガジンを見てからというもの、勢いでiMacを手放し、デスク周りを整理して籠りたくなる環境を作る謎の情熱に溢れてきました。
自分にとっての最適な机の大きさとは
デスク周りはなんといっても机ですが、
• 奥行き 600mm
• 横幅全長 2400mm 自分のスペース 1200mm
• 高さ 730mm
となってます。個人的な統計では700mmあるとモニタ・キーボード・A4用紙を縦に並べても快適な奥行きだと思います。過去自分が使ってきた机で、最も心地よかったサイズがこのサイズでした。
ただ現在の机は100mm足りない。キーボードを収納するためにモニタの高さを上げるしかない。それで2年前に買ったのが、GrovemadeのDesk Shelf System.
手仕事が細かい作りでとてもお気に入り。
あまり余計な家具は買いたくなかったのですが、雰囲気に合う家具だけはこだわって買うようにしていて、GrovemadeのWood Desk Shelfは本当に買ってよかったと思ってます。
ほとばしるunsplash感はご愛敬ということで。
ケーブルと付き合う
さてここからが本題。
机の裏のケーブルについてずっと悩んでいて、余ったケーブルは私も嫌い。ただ、紹介されている配線パターンをすべて検証したのですが、自分の家にバシッとハマる配線はなかったので、年末年始、検討を重ねていました。
全部の記事を見ながら検討したのですが、Go Andoさんの記事以外でかなり参考にした記事3選。
色んな配線整理のアイテムや、金属のラックなどなど検索しすぎて、しばらく調べないでも良さそうなぐらい調べました。旅行の下調べするみたいに、目的のものを探して調べるのは楽しいですね。だた結局、辿り着いたのはとてもシンプルな着地点でした。
デスク脇が、我が家の充電スポット
以前は家の中に散らばっていた充電スポットも、私の机の脇に集約していていたので、妻も私の机の周りで自然と充電していました。勝手に使われ始めるよい状態なので余計にケーブルをなんとかしたい。
ただ自分だけが使っているわけではない以上、利便性は損なえない。すべて有線であることにメリットがあるから。
また、家にある全部のデバイスが無線充電に対応しているわけじゃない。特に家庭用の電化製品はUSB-Cであることの方がまだ少ない。充電拠点になっている以上は、中途半端にワイヤレス充電を採用するとさらに煩雑になりそうだと思った。
ケーブルとの付き合い方
- 散らかって見える
- 繋ぐと伸ばしたり、縮めたりできない
(かなり狭義の意味で)我々が忌み嫌うケーブルはそこに存在するだけで散らかって見えるので、視界から見えなくして、整えることこそがケーブルとの正しい付き合い方だと改めてわかりました。
繋ぐと伸ばしたり縮めたりできないのであれば、"あそび"を作ってしまえるようにすればいい。
ただ、このしまえるようにするというのが意外と難しく、頭を悩ませていました。
1. 机の隅に固定してはわせてしまうと、使う時に伸ばせない
2. 固定しないと、今まで通り散らかって見えてしまう
これを実現するにはケーブルの遊びが必要で、伸ばして縮めるときにきちんとしまえるようにすることが幸せへの第一歩なのだと分かりました。でも、正面から見た時に、しまっている場所が見えてしまうのは嫌だ。改めて読み返すと、すごいわがまま...。
しかし、そのために自分でDIYする意義がある。
その欲張りなニーズを叶えるためのアウトプットがこちら。
机の上からは充電ケーブルは見えませんが、下から見るとこのようになっています。
机の下にある支柱の間にケーブルを隠しているので、正面からは末端部分だけ見えている状態。下から見るとこのような感じ。
机の下にある金属の間が320mm. 近所にある100均を見てみると、ちょうど300mmのワイヤーネットと突っ張り棒を発見。大枠の素材は¥300で調達しました。
ワイヤーネットの間にケーブルを収納することで、伸ばして使い、使い終わったらこの机とネットとの間にまた収納するということが実現できました!
突っ張り棒とワイヤーネットは、自分でカットするタイプの結束バンドで繋いでいます。今後ケーブルが増えたときにつけ外してメンテとアップデートしやすいようにするためですね。
実際に、iPhoneをキャビネットに置いて充電するとこのような感じ。引き出せばケーブルは見えますが、閉まっている状態であればまったく見えません。
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今までケーブルを元に戻すという発想になったことがなかったのですが、今回デスク周りの整理をすることで、ケーブルにも居場所を作ろうと思いました。
このケーブルクリップは片方を机に、もう片方をケーブルに取り付けることで、磁石で付けられるケーブルホルダーになってます。
利用したアイテム
1. マジック結束バンド面ファスナー
2. 100均 ワイヤーネット 260mm x 480mm
3. 100均 突っ張り棒 2本
4. ケーブルクリップ
ケーブルを結束バンドでまとめたら、机やシェルフに固定するために、3M スコッチ協力両面テープ 外壁用を使っています。このテープは外壁用の両面テープなのでとても強力なのですが、なんと貼っても剥がせるタイプなので、木材や金属、プラスチックなどであればキレイに剥がせるんです。
これはGrovemadeの裏側にBluetooth Keyboardの充電ケーブルを固定している様子。
ケーブルはKeyboardに挿したままでも、しまったままでも使えるように、こちらにも先ほど紹介したケーブルクリップを利用して、ケーブルの居場所を作りました。
素材の加工
元々はもちろん、白いワイヤーネットでした。突っ張り棒は実際に使用する長さにした状態でスプレーで塗装していきます。
塗装が完成した状態はこちら。
以前、工事の現場監督さんにお勧めの塗料を尋ねたところ、アサヒペンをお勧めされ、それ以来愛用しています。染めQも確かに良さそうなので今度使ってみたい。
アサヒペンのスプレーで特にお勧めしたいのが、つや消しクリア(透明)のスプレーです。今回のDIYでは使っていないのですが、元々色が黒いが、鉄特有のテカリやプラスチックのテカリをすべてマット加工にしてくれます。
どれだけ少ない面積を塗る時でも、少なくとも30cmは離して霧状に薄く吹きかけながら塗るとキレイな仕上がりになる気がします。
参考までに、以前試した100均のBook Standを貼っておきます。
左:100均で買ったママのBook Stand
右:つや消しクリアで加工した同じBook Stand
個人的には同じ値段とは思えなくなる雰囲気の違いになります。
まとめ
自分の視界の外にスマホを置いて充電することが、冒頭でお話したもう一つの目的。PCで作業している時に余計なものが目に入らないように、スマホなどの充電は卓上ではなく机の下で充電しています。
ケーブルを無くすことに一生懸命になりかけましたが、「デスクをすっきりさせるマガジン」を読んで、割とうまく付き合うのもありだな、と思えたのはとても良かったです。
実際はケーブルを出したりしまったりしていたおかげで、常にケーブルが何かしら机の上に出ていましたが、必要なケーブルを固定することで、散らかってもすぐに片付けられるようになりました。この効果が何よりありがたいなと思って毎日過ごしています。
最初は、デスク周り整理するのはちょっとおっくうだったのですが、noteのマガジンを見ているうち、行動の取っ掛かりをもらえて一人ではなく、みんなで整理している感じで、とても楽しかったです。
こうして、家庭内の通称 "穴ぐら" が完成しました。「すぐに穴ぐらにこもらないで、出てきて!!!」とよく言われていたのですが、さらに滞在率が高まってしまっています。居心地最高です。
デスク周りを整頓したら、自分の趣味嗜好について考えたり、身の回りのアイテムに愛着がさらに増したり、いいことばかりでした。
机周りを整理するのは、盆栽いじりのようで、ちょっとずつ手を加えて愛でるものなのかもしれない。
最後までお付き合いありがとうございました!