夢:空想と理想の入り混じったレテリジェンス "
②夢:変なやつで溢れる社会
これも①と同じくらいに叶えたい夢だね。因みにこの変なやつには2種類のタイプがいる。
1.野比のび太よりも2.5倍くらいダメなやつ
2.「この分野では絶対にこの人には勝てないわ」っていう「この人」
今のところこの2種類の人間が欲しくてこんな人たちで溢れてほしいとも思ってる。
1(のび太)について。これは日本だからなのかもしれないけど、何をやっても本当にダメな子ってあんまりいないよね。少なくとも私はまだ見た事が無い。故に会ってみたいと思う。
今思いつく限りの①の条件を列挙してみる。
・まず一人では生きていけない
・好きなことが無い
・何をやっても続かない
・やったとしても初歩の段階であり得ないくらいつまずいてやめざるを得ない
・あとはドラえもんがのび太に言ってたやつ(グズ、のろま、意気地なし)
もっと簡単に言うと、例えば私が「これやってみない?」って言っても
「いや、そんなの僕には絶対できない。できない……」と本当に何もやらない人のこと。仮にやったとしても本当に何にもうまくいかない人のことを指したい。この子の違うところは「やっても全く上達しない」ってことだと思う。まぁでもなかなか存在しないだろうね。私はこういう人たちがいれば価値観が揺らぐんじゃないかって漠然と思うんだけどね。どうかな。
その点でいうなら2の人は結構現実的。「この分野」ってのは本当に何でもいい。「バスケットボール」とか「セパタクロー」とか「カードゲーム」とか「カバディ」とか具体的なものでもいいし「目的をつくること」とか「ノウハウを創ること」とかそんな抽象的なものでもいいと思う。
一度その話になると鼻息をフンフン荒げて我をも忘れて話し始めるような、そんな人物がこれまた欲しいって私は思うんだ。
私が仮にこの先を生きるなら、大切にしたい言葉がある。それは「突出性」だ。アニメとかゲームとかでよく出てくる五角形ないしは六角形のパラメータがあるじゃない。能力値を表すみたいな。
あれがきれいに六角形の人とかそこそこ均等なパラメータですっていう人は多いと思うんだ。けれども正直言うと私はそんな人にはあまり興が湧かない。だからその人のパラメータの一か所だけが突出しすぎてもはや枠に入りきってないっていうくらいの人間が欲しい。そしてそんな人間がごろごろいると面白いんじゃないかって思うんだ。
分野はなんでもいいんだ。何でも。みんなには自分がわくわくできるようなことを見つけてほしいし、見つけなくちゃいけないと思う。そしてここで重要なのは『ピーヤ(比止)』その好きな事で絶対に他人と比較しちゃいけない。するとしてもプラスの意向でしなきゃだめだ。マイナスの意向で比較すると好きな事への情熱はできたてほやほやの遠距離恋愛のごとく急激に冷める。そこに関しては「自分のこと」で頭いっぱいのお花畑にしなくちゃいけない。
そんなそれぞれ異なる分野のエキスパートが周りにたくさんいる社会。どう?考えただけでもわくわくしてこないかい?多分だけどこれが成熟した社会ではマイナスの(他人との)比較が一切なくなる。そもそも比較する対象がいないんだから。
仮に全く同じ分野の人がいたとしても逆にそれはチャンスであり運命すら感じるはずだ。滅多に同じ分野の人はいないだろうから。