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【活動報告】居酒屋で会話の可視化を実際に試してみた
こんにちは、みのさんです
片耳難聴者の課題として「騒音環境で聞こえにくいことで、会話に入れない疎外感や申し訳なさを感じること」があります。
この課題は、特にサラリーマンが直面することが多いです。なぜなら、社交場として飲み会を参加する機会が多いからです。
この課題を解決策として「会話を可視化する方法」を検討しました。
簡単にいうと、居酒屋のテーブルにiPadを配置して、そこにリアルタイムで会話の文字起こしをします。
本記事では、私のソリューションアプリを開発着手する前に、「類似の難聴者向けの会話文字起こしアプリ(YYProve)」を用いて居酒屋で試した結果報告をさせていただきます。
結論
騒音環境でも会話内容を理解できるほど、リアルタイムに(少しラグはあるが)文字起こしをすることは可能!👍
しかし、録音されているという心理的抵抗感を感じてしまい、本音トークや自由きままな会話ができなくなってしまった。😢
試験環境
場所:居酒屋 もつ千
人数:3人 (職場の自チームの先輩2人に協力していただきました)
騒音状態:ワイワイガヤガヤで、両耳聞こえる方ですら聴こえ辛い状態。
収音マイク : 1台のiPadで3人分の会話を拾う
試験方法
3人で適当にしゃべる!シンプル!
試験結果
技術的観点
・騒音環境の中、会話内容を把握できるほどリアルタイムで可視化することを成功した(図1)。
・実際の会話の場にいると話者を視覚的に識別できるため、そこまで話者識別の重要性が低いことがわかった。心理的観点
・チャットのように文字を表示させることで会議内容が録音されていると強く感じてしまい、居酒屋特有の本音での会話を実施できなくなることがわかった。本音での雑談や情報共有は、社交場での価値で2番目に重要なため「抵抗感」をいかに減らすことが重要だと考える(図2)。
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考察
健聴者の心理的抵抗感を失くすことが非常に重要だと考える。
議事録を取られている感は見せ方によって大幅に減少させることができると感じる。
ジャストアイデアだが、ARグラスを用いることで片耳難聴者のみに可視化した会話を閲覧できるようにすることで抵抗感はなくなるのではないか?
引き続き調査と居酒屋での検証を進めていきます!!