妊娠へ向かってる時の不思議な感覚
結婚してから、中々子供を授からなかった。
結婚してまる3年経つ頃、旦那が仕事で「俺、やっぱり独立するわ!」ってゆー宣言が、妙にストーンと私の中に落ちて、『あー良かった。子供を授かるのは独立が落ち着いてからでいいや』って心の底から思った。その月の月末に生理が5日遅れているのに気づいて、仕事中もソワソワした。
今までのような"期待"でソワソワと言うより、妊娠してるのか、ただの周期不順かってゆー事がすごくモヤモヤと気持ち悪くて、ハッキリしたかった事を思い出した。次の日早朝に目覚めてすぐに、そのモヤモヤ解消のために妊娠検査薬したら【陽性】だった。
嬉しいってゆーより、ビックリだった。
心臓がバクバクして、旦那を叩き起こして伝えた。
2012年7月に、第一子が誕生した。
それから10年。
不妊治療を始めて3年以上経つ。
体外受精に切り替えて1年半。
今回初めて着床した時、移植後に思った事があった。それは…
移植したからと言って、身体を大事に大事にって気にして過ごさない事。なるべくいつも通りに、食事やお酒、運動も、【いつもの、自分の心地いいリズムで過ごしていって、それで卵が育ってくれたら、自分も赤ちゃんも相性のいいリズムなんだ】と。あまりにも気を使いすぎたら、妊婦の期間に自分が疲れるのかなって思った。
自分らしく過ごして迎えた妊娠判定日。
血液検査の結果待ち。
いつもは、期待してみたりしてみなかったり、これでダメでも大丈夫!とか思ってみたりしてたけど、その日は何故か落ちつてた。どっちでもいいよって気持ちだった。
そしたら、診察室に入るなり席に着く前に先生から「良かったですね!数値も良くて、着床してますよ」って。
ビックリしすぎて言葉が出なかった。
着床を告げられたら、泣きそうな程嬉しいものかなって想像してたのに、あっけなかった。
「あ〜、良かった…」
としか言えなかったw
それから10日後、胎嚢確認。
それから2週間後には心拍確認だった。
胎嚢確認後、心拍確認までの2週間はあっという間のようで長かった。
着床した時と同じ気持ちで居ようと心がけたけど、やっぱりどこか身体に気を遣って過ごしちゃった。不安や心配も沢山しちゃった。
「心拍確認出来ないねー」って言われた時の事も頭に何度か出てきた。
残念だった嫌だなぁって。
一生懸命お腹に話しかけたりもした。
「大きくなぁれ!大きくなぁれ!みんな待ってるからね!」って。
診察当日。
予想が当たってしまった。
7w3d。卵黄嚢は見えたけど、心拍確認はできなかった。
心配が伝わっちゃったんだ。
残念だし、悲しいけど、毎回毎回少しずつ色々わかる事があるし、ステップアップしてるし、もう少し頑張ろう。
今年39歳に身体。
2人目が欲しい気持ちと、色々心配で本当に授かれるのかなって気持ちと、半分半分。
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