着眼大局 着手小局
銀杏の色づきが少し遅い気がする晩秋の日曜日、ワラーチ職人として時を過ごしてたときのこと。
ある方が「ノビーさんは裸足になって何が一番変わったと思いますか?」って聞かれました。
あんまり考えたことがないな・・・確かに体重が減ったとか、姿勢が良くなったとか、はたまたこの歳になって「友達100人できた」(笑)といったのは結果。
何が変わったからその結果が導かれたのだろうと考えていたら、ハッとしました。
物事を離散的(Discrete)に考えなくなったことが一番かもしれないと。
私の伴走バディである鈴ちゃんを「盲ろうの女性」というタグで見ない。
仕事と私生活、という区別が曖昧になった(笑)。
これらは明らかに裸足になってからの変化だと思います。
足裏に備わったたくさんの感覚受容体に被せられたキャップ(=靴)を外し多様な刺激が入力されるようになっただけで、どうしてこの変化が起きるかは分かりませんし、その仮説を作ることがまさに物事を離散的に考えることそのものかもしれない。
「なぜ裸足がいいんですか?」と問われた時に「ヌゲバワカル」と自然に声が出るようになったのも、きっとそういうことなんだと思います(笑)。
ただし、タグや機能、役割の区分はとても大切で、「行動する」時はこれら離散的に定義づけられたものが役にたつ・・・・
着眼大局・着手小局とはこういうことなんだ、と気づかせていただきました。
裸足で過ごした一日はやはり決して無駄ではありませんでした。
いや、人生の時間に無駄なんてない♪
素敵な裸足Lifeを♪