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裸足になるということ

プラモデルを手順書通り作るように生きていけるなら、機能分化した壁を作って流れ作業にした方が無駄はきっとなくなる。でも、生きることってそんなんじゃない。だからいろんな壁、この100年くらいで作られてしまった余計な壁を少しずつ壊していきたい。裸足になって地面に触れ、土や芝生の上で乾物を干すように寝っ転がってごらん、って勧めると、最初は恐る恐るだった人たちの顔がだんだん明るくなっていくのがわかる。
四六時中裸足でいろって言うわけじゃない。壁にコントロールされるんじゃなくて、壁をコントロールする。だって主体は一人一人の人間なんだもの。

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