【タスキ】継承と創造と混合と
君の名を観た。
そもそもRADが好きなもので、まぁ良かった。
RADも最近久しく聞いてなかったのだけれど、こぼれた腸で縄跳びすんだ♪とか歌ってるよりは運命だとか未来だとか歌ってる方が耳心地は良い。注)好みです。
映画がオワコンと言われた時もあるけれど、シン・ゴジラ(まだ観てない)とかこの君の名はとか良いコンテンツもたくさんあると思う。
映画の専門家ではないから詳細は知らないけれど、こんな風に作中に全面にバンドが出てくる映画は割と少ない気がしていて。
エンドロールかアナ雪みたいに登場人物が作中で歌うというのが映画と歌の関係というイメージがどこかにあった。
でも、君の名はオープニングからクライマックスまで歌が頻繁に出てきて且つそれがあまり邪魔にならない。上手く混ざり合ってる映画だなぁと思った。
ふと、視点を事業承継にやってみると、後継者は何か新しいことをやらなくてはならないという強迫観念みたいなものがある気がする。少なくとも僕はそうだった。
けれど、今ある既存のものと新しいものを混ざり合わせるのも大切な視点かと思う。
この映画も新しいことというか(そもそも映画通から言わせれば新しくないかもだが)、既存の構成要素を改めてはめ直したという感覚がある。
アイデアとは既存の要素の組み合わせであるとどっかの誰かが言ってたけれど、見飽きたものでも見方を変えればアイデアは生まれるのかなと思ったりしている。