【タスキ】入社8ヶ月の振り返り
さてさて、この1ヶ月で市況がとんでもなく悪くなっていますね。それでも粛々と月の振り返りをば。やったことダイジェストです。
・HPの完成
・全社MTGの実施
・新型コロナウイルス各種対策
・社内ネットワークの整理
・飛沫感染防止アクリル製作打ち合わせ
本当に毎月いろいろあるなという感じですが、これも商売。やるしかない。
・新型コロナウイルスの当社に対する影響
新型コロナウイルスの影響は当社にも勿論あります。まず、看板の部門はお客様自体が広告宣伝や修繕への資金投下を抑制する可能性があります。まだ顕在化はしていませんが、いくつかその端緒は出始めています。
鑑定の部門についても向かい風の状況です。日本不動産鑑定士協会は他県での評価に対し、自粛的な意向を示しており評価範囲が限定されます。また、このタイミングでのキャッシュアウトを避け流れてしまった案件や、MAでも一旦様子見というケースもあり我慢の時期かなと。
・全社MTGの実施とMVVの発表
このタイミングで全社でのMTGを実施しました。社長主催が1回、私主催が1回です。そして、兼ねてより考えていた当社のMVVをこちらで発表しました。
↑初めてMVVというものに触れた時期ですね。
ダイジェストにも記載していますが、今月ようやくHPが完成し、Missionに関してはここに記載しています。
Mission 理念
誠意・創意・技術で共に歩む
当社が昭和40年の創業以来、大切にしていること。それはお客様に対して“誠意”を持って向き合い、“創意”を持って満足度の向上に努め、“技術”により想いを形にすることによって、お客様のパートナーとして共に歩み続けることです。
この理念の下、これまで屋外広告(看板)事業を中心とした事業展開を図って参りました。
令和元年より新規事業として不動産鑑定業を開始し、より多くの範囲でお客様のお役に立ちたいと考えておりますが、この理念に対する思いは変わりません。
変化の激しい時代の中でもこの理念を軸とし、当社がこれまで重ねてきた歴史と培ってきた信頼を大切にしながら今後もお客様と共に歩んでいきたいと思っております。
色々と考えたのですが、これを超える言葉は思い付きませんでした。社長に聞くと創業者である先代が誠意・創意・技術のワードは考えたとのこと。でも入社して8ヶ月という短い期間でも、所々でこのMissionに沿った意思決定をしているという場面が多かったんですよね。
共に歩む、という言葉だけは私が加えました。ちなみに今までは「誠意と創意と技術がモットーの」です。共に歩む対象は、お客様は勿論、従業員である社員を指しています。仕事である以上、共に歩むためにはそれだけの価値を提供し続けなければいけない。それだけ当社も成長し続けなければいけない。そういう想いを込めています。
・深刻にならずに、真剣に
この全社MTG、私の意図は2つありました。1つは、社員全員に当事者意識を持ってもらうこと。もう1つが、未来に希望を持ってもらうことです。豊田章男氏の会見がすごく共感するものだったので幾つか引用しておきます。
お恥ずかしい話ですが、この新型コロナウイルスに対して当社のムードはやや危機感に欠けたものでした。当時まだ秋田は感染者数も少なく、どこか他人事で、うちはなんとかなるだろうという空気がありました。
言うまでもなくそれは違います。上述の通り当社にも大きい影響はあり、それを打破するためには社員一人一人に危機感と当事者意識が必要と感じていました。この点については社長もかなり言及し、私も別角度からお話させて頂きました。
ただ、他方で危機感ばかり煽っては不安だらけになってしまう。トヨタの例で言えば、コントロール出来ないことに対して深刻になってしまう。これはこれで問題です。そこで、私は未来の話をしました。
私の目指す方向や中長期のVision、そのために短期では何をしなければならないか。未来の話をするのはアトツギの役目です。上手く話せたかは分かりませんが本気で話しました。
正直どこまで伝わったかは分かりません。一回言って伝わるのであれば、そんな簡単なことはないので。ただ、これからも伝え続けようと思っています。そのために、週に一度の朝礼と月に1回の個人面談をすることを決めました。
当社は今のところありがたいことに目の前に仕事があります。休業しなければならない業種の事業者がたくさんいる中で、真剣に向き合える仕事があるということは本当に幸せなことです。
こういう状況の中でもやれることをとにかく真剣にやる。もうシンプルにそれだけかと思います。9ヶ月目もいろいろありそうですが、一つ一つ丁寧にやっていきたいと思います。