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農業問題;私は、農業に関して、興味がないということはありませんが、なかなか入っていけない側面と、問題の論点を掴みきれていない。つまり、よく知りません。気になっているところUPします。

農業革命

人間は小麦の奴隷??

漫画 サピエンス全史 人類の誕生 編

図書館で予約したら、なんと一年も待たなくてはならなかった。やっとのことで、ついに読める日がやってきた。そして、内容は、おもいっきり面白くて、あっという間に読めた気がする。ところが、いまになって、あちらこちらから、いろいろ、ネット上で調べたりする中で、感想など読むと、そんなこと書いてあったっけ?と思うところがある。再読せねば・・・。

20世紀

アグリビジネス Agribusiness

世界三大穀物

 三つともすべてが、禾穀類(かこくるい)である。

コメ

小麦

トウモロコシ(コーン)

 禾穀類の中で、最も気候(主として、寒暖・降水量の差異)への適応力が強い栽培作物である。全世界のいたるところで栽培が可能となっている。

大豆

 現在、世界全体の大豆生産量は年間約3億トンに達している。その用途は主に搾油(さくゆ)である。生産者の上位四カ国(ブラジル,アメリカ,ルゼンチン,中国)で86%以上であり、ブラジルやアルゼンチンを中心とする南米のシェアは過半数のシェアを占めている。また、ブラジルは、大豆における世界最大の生産国かつ輸出国でもある。ブラジルでは、10-12月期に作付けられ、1-2月の生育期を経て、3-5月に収穫されることから、その生産動向は冬(12月・1月)から春(4月・5月)にかけての相場へ影響を与える。アメリカでは、5-6月の長雨が作付けの妨げになり、開花・受粉・着莢期にあたる7-8月は高温で乾燥した天候が続くと生育不良で不作や減産は避けられない。成熟期の9月には早霜が警戒され、収穫期になる9月中旬から11月下旬にかけては、雨による収穫遅れが懸念される。さらに、近年では、地下水の枯渇による水不足が深刻であることから、非常に安定性を欠いている。13億人の人口を抱える中国の経済発展に伴い、爆発的に穀物消費量を増大させてきたが、こうした背景から、新たな大豆需要に応えるために、穀物メジャーが目をつけてきたのが、アマゾンの熱帯雨林であった。メジャーの支配権確立と外資系による経済的抑圧及び搾取への反発は、これまで長らく燻り続けてきた。急激な大豆の作付けは、宇宙から地球表面を時系列で観察してみてもはっきりするように熱帯雨林を消失させ続けている。アマゾンの熱帯雨林は、毎年、東京都の12倍以上の面積を失っている。それでも、日本の国土面積の約13倍もあるので過度な心配は不要という。しかし、過去三十年で、日本国土の5倍も森林を焼失させてきたという衝撃的内容でもある。


日本の農業


令和2年 農業総産出額及び生産農業所得(全国)

農林水産省

日本の食料自給率

農地・耕作放棄地面積の推移


地産地消


日本のODAと農業


◆参考書籍リスト◆

石川 博友『穀物メジャー ― 食糧戦略の「陰の支配者」 ―』(岩波新書, 1981)

立花 隆『農協』(朝日文庫, 1984)

杉浦 明平

原 剛

祖田 修 著『コメを考える』(岩波新書, 1989)

生源寺 眞一

岸田 芳朗『地方からの地産地消宣言  岡山から農と食の未来を考える』(吉備人出版, 2002)

大野 和興

木村 茂光『日本農業史』(吉川弘文館, 2010)

浅川 芳裕

岡本 重明『農協との「30年戦争」』(文春新書, 2010)

岡本 重明『田中八策(でんちゅうはっさく) 日本の農業は世界で絶対に勝てる!』(光文社, 2012)

藤原 辰史『(歴史文化ライブラリー 352) 稲の大東亜共栄圏 帝国日本の〈緑の革命〉』(吉川弘文館, 2012)

久松 達央

庄司 俊作『(歴史文化ライブラリー 155) 近現代日本の農村 農政の原点をさぐる』(吉川弘文館, 2018)

佐々田 博教『農業保護政策の起源近代 日本の農政1874~1945』(勁草書房, 2018)

竹下 正哲

川内 イオ

荏開津 典生 鈴木 宣弘『(岩波テキストブックス) 農業経済学 [第5版]』(岩波書店, 2020)

アンドレ・アンドニアン, 川西剛史, 山田唯人『マッキンゼーが読み解く 食と農の未来』(日本経済新聞出版, 2020)

八木 洋憲『都市農業経営論』(日本経済評論社, 2020)

鈴木 宣弘

木越 隆三

窪田 新之助『農協の闇』(講談社現代新書, 2022)



🍏🍎Fruits 🥝🍉

各国の農業生産量



単純に農業問題というテーマだったと思うが、人口統計学や文化人類学、人間生物学などもう少し広範なレベルで考えなければ見えてこないものがある。ただ、この公開講座は、私は、あまり好みの内容ではなかったので、まだ全部見ていない。

梅崎昌裕「現代社会に生きる人間の生態」ー公開講座「人間は進歩しているか?」2014


文藝春秋 2016年11月号
文藝春秋 2016年11月号 目次

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