「戦争」と「戦闘」の違い
メディアで憲法9条を取り上げる際、
軍事力の保有が「戦争の引き金」となるのか「抑止力」となるのか
という議論がよく行われます。
僕たちのほとんどは戦争を経験しておらず、日本にいる戦争経験者の体験を聞いて、「戦争」をイメージします。ただ、その戦争というのは「第二次世界大戦」であり、歴史上二度しか起きていない世界大戦です。
そこから、約80年経過した現在、あのころの戦争の様式も規模も全く異なるものになるでしょう。
言ってみれば、歴史物の作品に登場する戦国時代のようなものであり、当時の常識が今の常識とは異なるように、
ウクライナ国境付近の情勢などを見ると、起こりそうで起こらない緊迫感が伝わってきます。
なぜ、このような状況が生まれるのか?
それを考えるきっかけを「空母いぶき」は与えてくれると思いました。