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どんな場所で働けばいい?自分に合う勤務先は?

アパレルに興味があるひと
就職、転職、キャリアアップしたいひと


*洋服好きなあなたの未来へ向けて贈ります*


洋服、どこで買ってますか?

・ショッピングセンター
・百貨店
・ファッションビル
・路面店
・通販

同じブランドでもさまざまなロケーションがありますね。

「どこで働きたいか?」

そう思ったあなたに、
それぞれの良さとほんのりデメリットをお伝えします。

漠然と「アパレルで働きたい」と思っているよりも、
もうすこしリアリティがふくらんで、
自分が働きたい希望のイメージがつかみやすくなります。

勤務地の参考にしてくださいね。


*ショッピングセンターの良いところ

駅前や地域にある郊外の複合施設などには、
たくさんのファッションブランドが入ってますね。

まずは、駅前のショッピングセンターから。

電車の改札とビルがつながっているので、
気軽にショッピングしやすいのが特徴です。

お出かけのついでについふらふら入って、気づけばお買いものしてた......
なんてことはよくありませんか?

商業施設はサイクルごとのテーマも明確で、
ディスプレイも華があります。

雑誌の表紙がぽーんと表現されているような、そんな親しみやすさがあります。

どちらかと言うとメインは
若いひと向けに構成されています。

施設の従業員さんも若い方が多いので
どこか軽やかな感じかもしれません。

お客さまも会社員の方が多いので、
いちばん洋服に興味があって、
あれこれ欲しい客層です。

販売時の会話もはずむし、
ほぼ同じ時間に利用するので顧客もつくりやすい
環境です。

それに、働くなら、
なんと言っても駅前は通勤に便利ですね。

デメリットは、
・毎日のお仕事帰りに暇つぶしに来るひともいる
・駅前は土地代が高いので、ショップのデザイン、面積も効率よく作られています。ブランドの個性があまり出ません
でしょうか。

そう言う意味では、
自分の個性もあまり出ないし、出せないかも。

もうひとつの
地域にある郊外の複合施設は
ファミリー層に向けたものなので、
子どもさんがいても楽しめるような作りになっています。

ファッションの取り扱いも女性だけでなく、
男性や子ども服などがいちどに買いものできるラインナップです。

ブランドがファミリー展開している場合は、
こう言う場所への出店が多いです。

売り場も広くてゆったりしていて、
週末のお買いものがメインになります。

・あんまりスピーディーな接客は好きじゃない
・子どもの相手をするのが好き
と言うひとは、こう言う場所が合いますね。

郊外なので車通勤できるのもメリットです。

デメリットは、
・近所のひとが買いにくる
・売り場が広いので、ショップ内や施設内の移動に疲れる
・営業時間が長いので、早遅番のシフトに幅がある
でしょうか。

田舎になればなるほど夜が早いです。

遅い時間だとぽつんとしてしまい、
「だれが買いにくるの?」
と、アウェイ状態になることもしばしば。

*百貨店の良いところ

大きく分けると、
・ブティック
・平場(ひらば)
があります。

アパレル店員だとブティック、
マネキンと呼ばれる販売派遣だと平場が多いですね。

百貨店の良いところはクオリティが高いところでしょうか。

自店だけでなく、百貨店としてのサービスも高いので、お客さまの年代も幅広く、対応する能力が必要です。

ノリというよりも、どんなお客さまにも対応できるホスピタリティ精神の高いひとが向いています。

百貨店のことも覚えなくてはいけないのでたいへんですが、サービス業の勉強になるので、いちど経験しておくとよいです。

デメリットは、
・百貨店のルールに沿う必要がある(髪型など)
・築年数が経っているので、なにげに見えない裏側は古くてびっくり!
・ほかの売り場も案内できるようなオールマイティさが求められる
・女性の多い職場ならでは、お局(つぼね)さまもときに登場
でしょうか。

警備の体制もしっかりしているので、安全に働けます。

*ファッションビルの良いところ

いわゆる、ビル全体がファッションブランドで構成されてます。

洋服が目的で来ているお客さまが多いので、暇つぶし目的ではなくて、いちばんショートカットで接客できる可能性大です。

同じビルの中で働いている他ブランドのひともどこか似たような感覚のひとが多く、かと言ってべったり付き合うのでもなく、適度な距離感が好きなひとは合います。

デメリットは、
・休憩場所がちいさめで、社食などもないことが多々。外に行くことが増えるので、意外と毎日お金をつかいます。

*路面店の良いところ

店舗デザインも商品ラインナップもブランドのイメージ100%なので、販売員もイメージ優先の着こなしが楽しめます。

デメリットは
・駅ビルや百貨店のように人通りがないので、接客のチャンスが少ない
・限られた空間の中、いつも同じスタッフと働くので、刺激が少なめ
・何から何まで自力
・販売員の人数が少ないので、人間関係でもめると大変
でしょうか。

「自分だいすき」ナルシストタイプのひとは、ひとりでマイファッションを突き詰めることができるので、こう言う場所は合ってますね。

と、ザッとこんな感じです。

*まとめ

自宅からすごく遠いと考慮してもらえますが、それを除いては勤務地については自分で選べないことが多いです。

とは言え、そのひとのキャラに合った場所に配属されることが多いです。

それぞれの場所で違いがあるので、社会を知るために、そして自分に合うところを知るためにも、すべて経験してみるのもおすすめです。

バリエーションを知るとそれぞれの強みがわかって、個性を生かした、生き生きとしたお店づくりが可能になります。

それがあなたにとってのスキルアップとなり、よいお店を作っていくことで、あなたのお店にファンがついていきます。

*今日の画像は、お気に入りのパリの百貨店のディスプレイです。パリってほんとディスプレイが美しいので、見ていて飽きないです。

のばら

たよろよろ図書館DATABASE さまの
160 画像や文節やタイトルに惹かれる 記事さんや noteクリエイターさんや公式ページさん で、のばらのnote「アパレル店員、洋服代はどうしてるの?」を紹介していただきました。
ありがとうございます!





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