燃え尽き症候群の特徴
こんにちは。ドクターKです。今回は患ってしまうと非常に厄介な病気、【燃え尽き症候群】についてお伝えします。
この病気は日常生活に大きな支障はありませんが、人間のやる気の部分に関わってきます。人間の一生は有限で、一般的には年齢を重ねると伴に行動意欲が落ちてきますので、患ってしまった場合は早めの治療が重要になります。
さて、この【燃え尽き症候群】は、過去に何かの目標に向かって全力で走った人に現れる傾向があります。その速度が自身の体力を大きく越えていたり、気力で乗り切った場合の反動として現れます。
症例を分析してみると、患者さんの多くは目標達成をしています。しかしその地点に立った途端に目標を失い虚無感を感じるようです。
以下が私が診る中で発見した特徴です。
・何かしなきゃと色々探っている
・探すばかりで行動に繋がらない
・何か初めてみても直ぐに満足して飽きてしまう
・過去に目標達成した成功体験を何故か再現できない
・休日はゲームをするか寝るかYouTubeを見て過ごすことが多い
・過去にはたくさんの人に会っていたのに億劫になる
この他にもまだまだありますが、ほんの一部をご紹介しました。
この病気はお薬で治るものではなく、一番の治療は明確な目標が見つかることにあります。そして周りの仲間との繋がりです。
患者さんの特徴を深く掘ると、一人で作業するのはなく、人との繋がりの中で突き進んだ傾向がありました。これは完治までの有効なキーワードかもしれません。
また何かわかったら報告します。現場からは以上です。
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