LIMITLESS【超加速学習】のnote
最近、ジム・クウィック著 LIMITLESS【超加速学習】を読みました。全体的にボリューム感があって良書だと思います。特に習慣化と集中力に関する情報は根拠の引用も多々あり説得力があります。
個人的にマーカーを引いた箇所をまとめたいと思います。
●リミットレスに立ち塞がる現代版「悪の四騎士」
デジタル氾濫
ロイター調査によれば、「回答者の3人に2人が、情報過多は同僚との関係悪化や仕事の満足度の低下に関係していると答え、42%がストレスで体調を崩した。61%が社会活動の機会が減った。60%が疲れるので余暇を楽しめなくなったと答えた」という。 p43本文引用
デジタル注意散漫
デジタル認知症
外から与えられる情報に頼らず、自力で思い出そうとすることが記憶の長期的な定着と強化には欠かせない。p48本文引用
デジタル推論
●マインドセット
人の見方や考え方を前もって決定づけるありようや傾向を指す
●モチベーション
モチベーション＝目的×エネルギー×(S×S×S)
このモチベーションに関する式は結構的を得ていて、最近日商簿記の勉強をするという習慣化に役立ちました。小さなステップを３つ設けてクリアするとホップステップジャンプの要領で達成できます。
今日からLIMITLESS【超加速学習】を読んでいて、モチベーションの式は結構当たっているかもしれない。最近簿記の勉強は平日30分だけでも頑張ろうとしてて、帰宅後シャワー→日記を書く→PCメガネを掛けるが整ったらスタート出来てる。 pic.twitter.com/WhnIUfzqPQ
— No signal citizen (@Nosignal0000) November 25, 2021
●習慣ループ
●どうしたらフロー状態に入れるか？
▼フローの4段階
注意散漫の原因をシャットダウンする
十分な時間を確保する
-フロー状態に達するのに15分、真のピークは45分近くかかる好きなことをする
明確な目標を持つ
少しだけハードルを高くする
●集中力を高める技法
Q,そもそもなぜ集中できないのか？→A,集中の仕方を習っていないから
＠ヒンズー教司祭で起業家、元修道僧のダンダパーニは集中力は鍛えれば鍛えるほど強くなる筋肉のようなものと発言している
▼集中に効果的な方法
１、光の玉を一定の間頭の一箇所に止める訓練をする
２、散らかったものを片付けること
●勉強力のリミットを外すためのシンプルな習慣7つ
①アクティブリコール(想起学習)を活用する
→勉強中の素材を復習する
→復習した範囲で思い出せること全て書き出すか声に出す
→もう一度素材を確認する
②時間を空けて学習する
③心の状態と姿勢に気を配る
姿勢も心の状態に関わる
④嗅覚を活用する
→ローズマリーの香り・・・記憶力の改善
→ペパーミント/レモンの香り・・・集中力を高める
⑤脳にいい音楽を聴く
→バロック音楽
⑥脳全体で話を聞く
⑦脳に最適なノートの取り方をする
●さいごに
脳を鍛えたり、習慣化するための努力というのは自分自身が出来る！というマインドセットのもとに行うことが重要だと知ることができました。実際それが一番難しいけれど、それを補助するアドバイス(バロック音楽や香りなど)は実践しやすい情報です。
全体を満遍なく紹介している印象でしたが、振り返ってみる機会は結構ありそうな本でした。
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