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退職していった彼から連絡がきた

昨年の年末に差し掛かろうとしていた頃、私が所属する部署と関係が深い部署の彼が退職していった。突然、「俺、会社を辞めることになったからさ」と言って翌日から有給休暇の消化に入ったのだ。

「え?マジ?」って言うのが率直な感想で、正に晴天の霹靂と言うやつなんだけど、正確に言うと辞めたと言うよりは辞めさせられたと言った方が正しい。

実は少し前からそんな予感はしていて、おそらく転職活動をしているのだろうと思わせる言動は聞いていた。

以前にこんなnoteを書いたんだけど、その被害者である主人公が彼だ。

悲しいかな組織というのは何歳になっても他人を排除するといった愚かな行為をする人種が一定数いる。

もちろん全てがそうとは限らないけど、私がこれまで勤めてきた会社では全てそうだった。

私は彼のことが嫌いでもないし、一緒に仕事をする上でやりやすい人だった。

しかし、そうは言っても守ろうとは私は思わない。自分の席は自分で確保するのは当たり前だし、周りに合わせるというのも時には大切なことだと思うからだ。

結局のところ、それが出来ないとこの会社には合わないというレッテルを貼られて排除の対象になるのだと思う。

会社には会社のルールがあり、雰囲気があり、合う人間と合わない人間がいる。それは雇われている人間にとって仕方のないことであり、それが嫌なら独立するしかないと私は思う。

朝、目覚めてスマホを見ると通知が一件入っていた。23:00。
内容は次の転職先が決まった。というもので私は心から良かったねと思った。

しかし、常識的に考えて余程仲が良かったり、親密な関係でない限り、夜更けに送るのはどうだなのだろうか・・・。そんな基本的なところが欠けているのも要因なんだよなと同時に心の中でつぶやいた。

彼の成功を願う。

#仕事 #キャリア #転職  



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