【台湾一周一人旅第29日め】お礼参りの旅の果てには?
瀧渓→台東→静浦
140キロ
687キロ/たぶん1100キロ
・テント再生計画
・向かい風地獄
・お礼参りの旅の果てには?
⬛テント再生計画
テントのポールが折れて3日目
二晩は雨にも降られず
万一のときも屋根もあったので
問題なく寝られました
とはいえ、テントが立つに
越したことはありません
幸いにも再生プランのアイディアも
いただきました
ということで、金属のパイプで
おれた部分をサポートする作戦に
早速、金属部品も扱ってる雑貨屋さんへ
ここのご主人、歩きの時も
親切そうだったので
事情を話して相談
なかなかいい部品がありませんが
ご主人が何かの部品を解体し
金属の筒を用意してくれました
商品じゃないからただでいいよ!
と水までくれました
(2回店に行きましたが結局
買い物せず水もらっただけ)
で、野宿ポイントで実験することに
布テープで折れた部分を繋ぎつつ
パイプとの隙間を埋める
パイプをさしていい感じに
いざ、たててみる
パイプの切れ目から折れ曲がる
失敗
2回目はパイプの切れ目を考慮
繋ぎのテープも短めに
接合部分をピンポイントで
パイプでカバー
いざたてると
またまた失敗
テープが破断してました
もう少し長い筒、
もしくはぴったりした筒が必要そう
けっこうポールには
力がかかってるんですね
テントは再生できてないものの、
アイディアいただいたり
ご主人に協力してもらったり
かなりプラスの体験になりました
⬛向かい風地獄
想定内とはいえ、今日は北風地獄
途中であった外人さんも
「ベリーウインディ!!」
ホントに進みません
無風と比べると時速で3~4キロ違うかんじ
明け方から走ってずっと向かい風
体力以上に気持ちが折れそう
ということで3時間ほど走ったところで
道端で昼寝(朝寝?)
20分ほど休むと風が弱くなってました
ラッキー!
ここぞとばかりに進みます
とはいえ、また風が強くなります
風を避け、コンビニで休憩
出てくると風はあるものの
前方に自転車2人組
ベースもちょうど良さそう
ということで風避け作戦
2人に追い付きくっつきます
途中、歩き環島らしい人がいて、
普通なら止まって話すところですが
声だけかけてスルー
ちょっと残念だけどこの楽さは大事(笑)
10キロくらい引いてもらいました
ホントに楽でした
お二人が休憩に入ったので、
こちらも休憩
ホントに助かったとお礼
リトアニアだかラトビアあたりの
ヨーロッパの小さい国からきたらしいご夫妻
日本にも来たことがあり
京都奈良に加えしまなみ海道も行ったそう
ホントに助かりました
その後は比較的風がおさまってホッ
力のないチャリダーには
もうしばらくしんどそう
⬛お礼参りの旅の果てには?
今回の自転車旅
9割くらいは歩きのルートをトレース
思い出に浸りつつ
お礼を言おう!
という腹積もり
ところが、当たり前といえばそれまでですが
会えないケース続出
(当番制で本人がいないなども)
さらに、会えても覚えてない(笑)
さらに、思い出してもあっそうってかんじも
それくらい軽いかんじで
応援してくれたほうが気が楽ですが…
ほぼ感動の再会はなし
で、今日はメインともいうべき
結婚式に出たところへ
こちらも閉まってました
行ったのが日曜日
その日はコミュニティーセンター
みたいなところで楽しんでた
(ここに乱入)
ところが今日は平日で
コミュニティーセンターお休み
(もしくは終わってた)
と思われます
改めて奇跡的なタイミングだったと思います
ただ、お礼参りの旅、
一見無駄そうです
そのときの感動や喜びが
近くに行くと再現されるので
かなり幸せな気持ちになれていいものです
明日(明後日かも)は運動会らしいので
ちょっと顔を出してみるのもありかも?
です
あと、再会もなく
集落にご飯を食べるところもなく
寝床の北回帰線のところに戻ってくると
スタッフらしきかたが
声をかけてきます
寝床の了解をとると
ご飯の心配をしてくれます
パンがあるから大丈夫といってお別れ
…
しばらくするとおじさんが再登場
なんと、お弁当を
再会はならずとも
新たな優しさには触れられる、
ホントにありがたいことですm(_ _)m