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あれからとこれから



あれから

『歴史ではなく人の人生に名を残す』
自分の人生のコンセプト。

「いままでとこれから」
これを執筆してから約1年と数ヶ月が経ちました。
書いてることと全く違うこともあるけど、全くぶれてないこともある。
少なくともコンセプトとこれからの話はぶれてない。


いなふりを卒業し、上記の記事を執筆してから、色んなことをやった。

・バンライフ
・アウトドアライター
・アウトドアギア監修
・いなふり講師メンター
・援農リゾートバイト
・よろづや松岡
・人材派遣松岡
・営業代行
・1棟貸し企業合宿宿Voido管理人
・インスタ運用
・イベント企画
・鋸山公式ガイド
・つぼ焼き芋松岡

辞めてるものや、今でも続いてるもの、最近始めて続けてるものもある。

仕事

アウトドアギア監修

メスティンのギア監修の仕事をまだ継続して依頼して頂いている。
最初に提示して頂いた報酬から、支払い時に倍になり、今回さらに倍の値段を提示して頂いた。
最初の4倍。
今後はこの分野も広げていきたい。

いなふり講師メンター

現在でも教員になることはぶれてない。
そのために色んな業種を知り、色んな生き方を知る。

実はいなふりは最近「ワークキャリア」と名前を変えた。
いなふりはスキルスクールであったがワークキャリアはキャリアスクールである。
スキルを学んでも目的が明確でなければ意味がない。
そういう「なんのため」を意識した形に変わった。

キャリア形成を学びたかった自分にとってはまさしくやりたいことを体現するものであった。

自分の生き方、考え方を伝えることが出来た一方でスキルを求めて来たメンティ(生徒)とのジレンマが辛かった。
ビジネスとしての一側面を感じた。

援農リゾートバイト

たくさんの出会いがあった。
『寸志』と書いた封筒を持たせてくれたこともあった。
いつか恩返しをしたい。

よろづや松岡

「いままでとこれから」と比べて大きく変わったものがある。
金谷に定住し、『よろづや松岡』として何でも屋をやってる事だ。

以前は金谷の地域住民とまるもを繋げることに使命感を感じつつも、いつでもどこでも誰とでも働けるノマドと言う働き方に魅力を感じ、この世界に導いてくれたなおちゃんとしばらく行動をともにした。

最高の出会いが数多くあった。

旅人界隈はSNSでの情報交換が発展している。
ゲストハウスもそうだ。
SNSで繋がった仲間は時間が経っても近い存在としてまた会える。

・千葉から長野県白馬までのバンライフ @UNPLAN白馬
・愛車の原付today(今日という名前が旅人ぽくて最高)で千葉→福島→長野の旅 @LAC会津磐梯 
・愛媛県八幡浜市にて援農みかん収穫バイト @コダテル
・千葉県佐倉市にて援農レンコン収穫バイト @おもてなしラボ
・岩手県八幡平市にてハチマンタイノワーケーション @安比ロッキーイン

各地を回った上で強く思ったことが、面白いコミュニティには地域の面白い人達が必ず出入りしていること。

強く使命感を感じていたことが強く頭をよぎる。

これがきっかけで自分は金谷で活動していくことを決意しました。
まるもを面白くしたい。
金谷を面白くしたい。
金谷とまるもを繋げることができるのは自分以外に適任がいない。

そこで、『よろづや松岡』を立ち上げた。
時給¥1,000~の格安何でも屋。
まず、区長会長さんの所に行き、日本酒とチラシと名刺を渡した。
「これから金谷に移住します、松岡の孫の伊原伸尭です。」
地域から不審がられているまるものこと、若い人がせっかく来ているのにもったいないと思っていること、そのためにまず自分が地域の手伝いをしたいということを伝えた。

とても気に入ってくれて、後ほど区長会長さんから1本の電話が。
「明日100枚ほどチラシ刷ってこれる?」
なんでも、回覧板で全世帯にチラシを回してくれるとのこと。
さらにまた1本の電話が。
「郵便局でチラシもらったんだけど、何でも屋さんはお宅?」
まるもの社長、我らがボス、イケちゃんが話を持ってきてくれた郵便局長さんのパソコン買い替え代行。
案件完了の後、郵便局でのチラシの掲載を頼んだ所、郵便局長さんが、チラシをコピーして地域の方に配ってくれてたらしい。

本当にありがたい!

今では
・草刈り
・庭木の剪定
・掃除
・船の清掃
・重い家具の運搬及び組み立て
などをやっている。

当初の思い描いていた絵、まるもの表で地域の人達とまるもの利用者が話している、ということをいくらかは体現出来たかもしれない。

人材派遣松岡

よろづや松岡の次なる展開として考えていたのが『人材派遣松岡』だ。

結論からいうと人材派遣松岡はどちらかというと失敗のイメージが強い。

駆け出しフリーランスの収入は厳しい。
ただでさえ、慣れないパソコン作業に専門的な知識も求められる。
最初は時給500円にも満たないなんてこともザラである。
そんな中、スポットで入ることの出来る『よろづや松岡』の仕事は理想的だと思った。
さらに地域の人達とも関われる。
自分の勝手な印象だが、「田舎フリーランス養成講座」と名がついている以上、都会の人間関係に疲れて田舎の温かい雰囲気を求めてる人が一定数いるんじゃないかと思った。

現実はそうじゃなかった。

まず駆け出しフリーランスはオフラインのスポットで入れる地域の仕事を求めてなかった。
いや、求めてるのかもしれないけど、入る余裕がなかった。
さらに、金谷に来る駆け出しフリーランスはさほど地域との交流を求めてなかった。
「いなふり」出身のバリバリ稼いでるフリーランスのブログとかを見て、来たタイプが多いためだ。

正直ちょっとがっかりしたが、自分の仲間へのアプローチも足りなかった。
かもしれない。

とはいえ、数人の仲間が現在でも手伝っていてくれる。
本当にありがとう。

つぼ焼き芋松岡

焼き芋屋を始める。
開業予定は「12月末」

実は焼き芋屋は今年の頭から構想を練っていた。

物を売ってその場でそれに対する対価を得るという構造。この小売業に興味があったこと。

それともう1つの理由から。

いなふり卒業後、フリーランスとしての自分の武器は何か?と、悩んでいた。
自分には特化した武器になるようなスキルがないと思っていた。
いや、あった。

「アウトドア」

アウトドアが好きで1人で登山にも行くし、キャンプもする。スキーもスノボも好き。
何より大学で野外運動研究室に所属し、野外教育の分野に深く関わった。
子供キャンプのスタッフをやった時には火の焚き方や薪の割り方、料理の仕方を教えた。カウンセリングも行った。
これらの経験で思ったこと。

「焚き火が好きだ。」

人には必ずリセットボタンが必要で、これが明確に分かっているか分かっていないかで人生が変わると思ってる。
自分にとってこれは焚き火。
焚き火を眺めながらお酒を飲むのが多分人生で1番幸福だと思う。
会社員時代、相当ストレスをためたが焚き火でだいぶ救われた。
空っぽになれる。キャッシュクリアができるような感覚。
空いた空間に色んな感覚がよみがえってくる。

と、そんなことを思い出し、こんな肩書きが出来上がった

『焚き火マン』

とても気に入っているし、絶妙な語感からか皆覚えてくれる。
ワーケーションなどの旅先で焚き火焚いてよ!と言われることがとても嬉しい。

問題となったのがマネタイズ。

焚き火ワークショップなどでお金をもらうイメージは湧くが、何となく焚き火でお金をもらうのがしっくりこない自分がいた。

ここで、焼き芋が浮かんだ。

焚き火を焚いて、焼き芋を焼き、それに対する対価であればしっくりくる。

つぼ焼き芋松岡の提供する焼き芋は2通りある。

・つぼ焼き芋松岡として店頭で売る焼き芋
焼き芋の人としてブランディングするため、小売業を経験するため立ち上げた焼き芋屋。
石焼き芋より伝統があり、初期費用の抑える事の出来るつぼ焼き芋で勝負する。

・焚き火マンとしてワーケーションやキャンプ場のワークショップで売る体験としての焼き芋
焚き火を焚き、焼き芋をくべ、焼き上がるまで楽しみに待ちながら談笑し、焼きあがった焼き芋を頬張り、美味しさに顔を見合わせる。
原体験のようなこのワークショップをやっていきたい。

これから

~2022年4月(~26歳)までは稼ぐ基盤を作ること。
いままで培ってきた人脈やアイデアをしっかりと花開かせる。

2022年4月~(27歳)は金を稼ぐ。
28歳で海外に行くために金を稼ぐ。そのための準備をする。
海外で何をするかは今のところ焼き芋を売る。
焼き芋って日本の文化だし、サツマイモ多分海外でも育つ。はず。絶対面白いじゃん?笑

シェアハウスを運営する

その名も『よろづやシェアハウス』
よろづやも手が足りなくて断ることも多くなっている。
特に、定期的に頼まれる「釣り船の清掃」だ。

先にも言ったように駆け出しフリーランスは余裕がなくてよろづやに手を出す暇がない。

ターゲットは
『地方移住や2拠点居住に興味のある、本業があってある程度安定しているリモートワーカーやフリーランス』

彼らが地方に来た際、苦労するのが地元民との交流。
それには一緒に仕事するのが1番。

私の1番の強みは今年3月から自力で培ったよろづや松岡の地域住民ネットワーク。
金谷ならではの仕事を紹介出来る。

まずは出先探し。
いいものがあっても買い手がいなきゃ始まらない。
企業とのタイアップを狙ってます。

出先が見つかったら出資先を探します。
企業がお金を出してくれればいいけど。。。

物件は見つかってるのであとはやるだけ。

やるぞ!

狩猟免許を取得する

金谷って結構イノシシ、シカ出るんよね。
本業よろづやなんで、焼き芋屋やってても何でも売ってくスタイルで行きます。
ジビエ売れたら最高だね。

まだ来年やりたいことはetc...

さらにこれから

上述のように、28歳で海外にいきます。
多分ニュージーランド。
最近東南アジアやアフリカにもすごく興味が出てきてる。
若いうちにしかいけないところ。

30歳のタイミングで帰国。
教員になる。絶対こんな教員いない。面白い。
10年間教員をやるつもり。内2年は休職して青年海外協力隊で未開拓地域に行く。

枠の中でいかに自由に暴れられるか。

40~44くらいで早期退職。
ついこないだ、2週間の関西遠征の旅ですごく衝撃的な出会いがあった。
和歌山県の民宿すみ家という宿で、素泊まりのみ。
夜はガレージテントでカフェバーを出店しており、宿泊の旅人も食べるのはそこでという感じ。
テーブルは向かい合わせのワンテーブル相席のみ。
強制的に旅人と地元の人が交流できる場を作っているところだった。

以前はキャンブ場をやりたいと言ってたが、要するにこういう場所を作りたかったんだなあと思いました。

最後に

自分の強みはアイデアを実行に移す力。
アイデアを実際に行動に移せる人は約10%
自分にはこの行動に移して実現する力がある。

一方で実現した事業を走らせていく力がない。
人をうまくマネジメントして使っていく力、依頼する力。管理する力

ただ、これと思った目標に走り続ける馬みたいなイメージ。来年は騎手みたいな存在が見つかるといいなあ。

本当にこの1年、色んな人に助けられながら、人の縁を痛感しながら生きてきた。
焼き芋屋開業のための関西遠征では気に入ってくれたおじさんが、「1,2時間時間ある?」と面白い場所を紹介してくれたり、さらにそこで出会った方が人を紹介してくれたり。

『歴史ではなく人の人生に名を残す』
この答え合わせの場所が教員退職後の「場」です。

ここに1人でもいままで繋がってきた人達、教え子が遊びに来てくれたら自分の人生は勝ちだと思う。

焚き火マンとしてのキャッチコピーは
「人を集め、暖め、明るく照らす。」

これからもよろしくお願いします。

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