0歳から保育園に預ける(預けられる)こと
「そんな小さいうちから保育園なんて可哀想」
「3歳までは親といた方がいい」(いわゆる三歳児神話)
こういう意見があると知ったのは成人間近になってからでした。
私は共働きの家庭に生まれたので、生後8ヶ月から卒園まで同じ園で過ごしました。
1番長く在籍し、お迎えも1番最後の事が多かったので「のあちゃんは保育園の主だね」と言われるほど。
ぜんっぜん寂しいとか、文句とかない。
早く帰れるに越したことはないしそりゃ家でママといたら楽しいけど、保育園行かないとかは人生の選択肢に無かった。
そういうもんだと思ってたし、むしろ保育園行っていない(家にいる)人がいることを知らなかった。
大きくなってから従兄弟が生まれて、1歳頃に
私「〇〇ちゃん保育園は?」
母「まだ行ってないよ」
私「じゃあ何してるの!?」
母「家にいるんじゃない…?」
私「家に…、いる…?」
これは本当にびっくりしました。
子どもはみんな保育園(or幼稚園)に行くものだと思っていたし、1歳で保育園行ってないことがもうほんとに驚きで。
そこでようやく自分が保育園に入ったタイミングがまぁまぁ早いということに気が付きました。
(※途中から保育園に通い始めた子達のことは、他の園から来ただけだと思っていた)
何が言いたいかというと、
可哀想とかは所詮他人の意見だし、そういう人は自分の子ども預けないで家で見ていればいいんじゃないかな…という事です。
預けられた側としては不満もないし、親になにか思うところがある訳でもない。
6年保育園にいて楽しいことも嫌なこともめちゃくちゃ覚えてるのは、それだけ私の世界がそこにもあったということな訳で。
家、保育園、と2つの場所で色々な事があるから楽しいし勉強になったんじゃないかなと思います。友達や先生への感謝もあれば恨みもしっかり記憶しているので…。
なぜか1歳頃の記憶まではあるので、ご飯食べたくないとごねたことも覚えてるし、食べないで保育園の畳んである毛布の山に乗せられてそのまま寝たことも覚えてる。
お昼寝中にお迎えが来てもそもそ起きて帰る準備をしたこと
赤ちゃんの鳴き声が響いてきて「これがみんなの子守唄だね」と先生が言っていたこと
運動会の障害物競走が過酷だったこと
ファッションショーをしたこと
お月見の時の給食が楽しみだったこと
「しあわせならたいどでしめそうよ」の歌詞が難しすぎて聞き取れずあやふやに歌ったこと
冬場の避難訓練が激寒だったこと
引越しで居なくなった子の名前
辞めていった先生の名前
卒業式の時に書いた作文(ちょっとカッコつけた)
全部記憶の中にあるし、いい思い出になっています。
保育園に預けている全てのママたちに言いたい!!!!!
大丈夫だから笑
可哀想とか微塵もないから笑笑
本人なんとも思ってないし将来も思いませんから笑笑笑
今年24歳になる元赤ちゃんより。