無職日記90 連休

今日で一年だ。

前の会社の上と電話越しに大喧嘩して、その流れで辞めてからちょうど一年。朝イチで事務所に誰も居ないうちに荷物を全部引き上げ、手弁当で買った仕事に使えそうな器具も引き上げ、都内の仕事の現場へ行き、上に事務所の鍵とPCを全部返してから一年。後で話し合いを、と言われて拒否し、そのまま駅でエビスを買い、新宿まで飲みながら歩き(朝の10時)、その後タイミング良く電話があった友人Gくんと赤羽で合流し、昼から飲んでた時から一年。地元に着いて、飲み友達のおっちゃんと日高屋で飲んでいたらまた寝てしまい、そのまま誕生日を迎えてから一年。

昨日のコトのように鮮明に思い出す、思い出したくもない思い出。

きっとこの先も、この最悪を僕は思い出す。その時に「時が過ぎたからいい思い出だ」とは絶対に思えない。時が過ぎようとも、この「一年前」は風化しない。怒りと悔しさと諦念にまみれたまま始まったこの一年は、どこかでその後に続くエネルギーを損失してしまったような気がする。そしてそのまま呆けて、

365連休してしまった。

世間のGWだのお盆だのとはワケが違う、超ウルトラハイパー大型連休だ。ボケてしまうくらいの長い休みの記録を、こうしてnoteに綴り続けていたのはある意味良かったのかもしれない。

良くも悪くも、この先絶対無いような一年だった。

次の一年は、何もかもが良すぎて、この先絶対無いような一年にしたい。

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