憧れを味方に。
受験で、視野が狭くなっていました。
子どもはよく頑張っています。失敗した理由もちゃんと自分なりに分析しています。
おばあちゃん(わたしの実母)に話していました。「クラス落ちちゃった。範囲がないからって特別に勉強しなかったんだけど、それがよくなかったんだよ。でも、次で戻りたいから、今頑張ってる」
わたしには厳しかった母は、甘いおばあちゃんになっていて、子どもを励ましてくれています。また、私にも「かわいい、いい子だねえ」と言ってくれています。確かに前向きでめげない、いい子。言うことは言わなければならないものの、叱り過ぎな毎日を反省。
付属校も良いよ、やりたいことに時間をかけられるし自分の好きな勉強に集中できるんじゃないかな、と言うと涙を流して拒んだ子ども。では、逆に最難関校を受けてみる?合格したら遠いけれど通ってもいい、と言うと笑顔になった子ども。ダメな場合を考えて、必ず合格できる学校も受験するならチャレンジしても良いよ、と話しました。「本当はね、一番いい学校を受けたい、でも通えないって言われたから仕方ないって思ってたんだ!」と子どもは言いました。
今、狭める必要もないし、夢を持っていた方が頑張れるなら夢を持っていたらいい。決して良い成績とは言えませんが、長く頑張ってきたからコベツバでも上位にいますし、塾でも下位に転落することはなくここまで来ています。憧れが子どもの背中を押すなら、憧れを味方にすればいい。そう思いました。