子どもの危機再び
やはり、子どもの危機を感じます。
昨日もズルをしていました。基礎トレで間違っていた答えを書き直してまるをしていました。途中式とチグハグだし、書き直したらしいあとも残っています。「これ、書き直したよね?」と言うと、とぼけていましたが、しつこく追及すると白状しました。
次に不正をすると、塾を辞めるという話を一か月前にしたばかりでした。その時は二度としないと言ったのに、また楽な道を選びました。相当根が深いのがわかります。
成績も少しずつ右肩下がりに下がっています。つい1か月前まではアルワンでしたが、今はαの真ん中ぐらい。今回の成績も60ちょっとと振るいませんでした。それも、直前にかなりしっかりと対策をして、この成績です。すごくできないということもないけれど、目標としている学校との隔たりが大きくなってしまい、どうしたらいいか見えて来ない。それに子どもの甘さが影響しているのは明白です。今は範囲のないテストの方が少し良いことが多いのですが、まだ難しくなっていくわけですから、毎月のテストが取れないならこの先下がっていってしまうでしょう。
中学受験で子どもが不正を覚えるのはよくあることで、一度味をしめるとなかなか抜け出せないということをネットで見かけました。まさに負のスパイラル。不正をして成績をキープできるなら楽だし、叱られなくて済むし、それこそ癖になってしまいます。もともと幼く、2年生ぐらいから不正を見つけては叱る、ということは繰り返してきました。そして、不正をせず、力をつける成功体験もそれなりにあるはずですが、ちょっとしたタイミングで不正をします。そして、成績をキープできずにいます。
ここまで本人に任せることが多くなってきていました。私は今年、かなり久しぶりに担任をもち、やりがいも感じながら、物理的にどうしても時間が取られ、子どもの勉強のフォローは手薄になってしまっていました。これからもどうしてもフォローができないことはあるでしょうが、まだ自走は無理と理解して、一人ぼっちで勉強する時間がなるべく減るように、また不正をする隙を減らすように工夫したいと思います。
長時間一人で家にいる時はMEETで繋ぎ、オンライン自習室のようにしています。しかし、このオンライン環境が良くなくて切れてしまうこともよくあります。また、カメラの精度がさほどよくなく、何の教材をしているかまでは見えなかったのですが、もっと使えるようにするため書画カメラを買ってみました。また、コベツバのオンライン自習室も始まったので、適宜活用してみることにしました。
様々な工夫をしながら、実態に合わせた勉強をさせていきたいと思います。父は経験者ゆえに自分と比較してイライラすることが多いようです。しかし、私は子どものペースは自分譲りで仕方ないように思います。切れはないけれど、粘れる性格ではあるのです。また、前向きで一生懸命するところも良いのですが、わからなくなってしまった時の対応が非常にまずいと感じます。
このところ、余裕がなくてnoteを開くことも少なくなっていました。またわずかずつでも現状を見直して、良い方法を模索していきたいと思っています。希望を見失わずに。