東芝TOBが成立、年内にも上場廃止へ
誰もが知る有名企業の東芝は2023年9月21日、日本産業パートナーズ(JIP)をはじめとする国内連合によるTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表しました。
株主による応募比率は78.65%と、成立に必要な66.7%を上回り株主総会などの手続きを経て、2023年内にも上場廃止となる見通しだそうです。
今回の買収には、JIPのほか国内20社以上が出資し、三井住友銀行などの国内金融機関が融資しています。
国内企業としては具体的にはロームが計3000億円を拠出することを発表しているほか、オリックス、日本特殊陶業もそれぞれ2000億円、500億円の拠出を発表しています😌
今回のTOB成立によって、東芝は2023年内にも70年以上にわたる上場の歴史に幕を下ろすことになります。
東芝の社長兼CEO(最高経営責任者)、島田太郎氏は下記のようにコメントしています。
「当社は今後、株式の非公開化に向けた一連の手続を実施していく。当社グループは、新しい株主の下、新たな未来に向かって大きな一歩を踏み出すことになるが、今後も当社グループ経営理念『人と、地球の、明日のために。』のもと、「誠実であり続ける(Do the right thing)」という価値観を大切に、当社の企業価値向上に向けて尽力していく」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?