絵本紹介【ずっと ねがいはひとつだけ】
エリが赤ちゃんの時から、ずっと一緒にいた犬のバロン。二人で同じように大きくなっていくと思っていたのに、バロンの方がどんどん歳をとって、いつのまにか老犬に。だんだんと動けなくなっていくバロンに少しでも楽しんでほしいと、エリは自分にできることをあれこれやってみます。でも、バロンの願いは、一つだけ・・・。
【文字数・・・普通】
【内容・・・・易しい、感動、ペットへの愛情】
【コメント】
私も子ども達も大好きな絵本です。
自分が生まれたときから、ずっと一緒にいたバロンが、ある日走らなくなったとき、エリの胸はどきんとしました。この時、エリは6歳。子どもながらにも、バロンが確実に老いていき、最期の時に近づいているのを悟ったのです。
それから、あの手この手でバロンを喜ばせようと、毎日あれこれとやってみるエリの姿がとても健気でかわいらしく、だからこそ読んでいて切なさがこみあげてきます。
我が家はペットは飼っていないのですが、やはりペットは家族の一員であり、子どもにとっては遊び相手でもあり、とても大切な存在だと思います。
しかし、たいていのペットは人間より寿命が短く、いつかはお別れの時がやってきます。それは、受け入れざるを得ない、苦しくて悲しい場面ですが、それまでに一緒に過ごした時間は、幸せに満ちたかけがえのない時間だと思います。
ペットを飼ったことのないうちの子ども達も、ジワっと感動していましたので、実際にペットを飼われている家庭の子ども(親も)ならなおさら、心にグッとくるものがあると思います。
このマガジン内では、私のオススメする絵本をたくさん紹介しています。
主に未就学児への読み聞かせや、一人読みの練習にピッタリの作品をピックアップしているつもりです。
子どもに絵本を読んであげたいけど、選ぶ時間がない方、どんな絵本がいいか決めかねている方のお役に立てれば幸いです。
(一人読みの練習については、記事内の【文字数】や【内容】を参考にしてください。)
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