私の楽しみ
突然だが、私は分かり辛い謎を文に潜ませるのが好きだ。
理由は様々とは言っても3つほどだが、一番の理由は読者が気づくかどうか、気づいたら聞いて来るのか妄想するのが楽しいからだ。
例として『流れ星降る森の広場にて』を挙げよう。
物語としては、男の子二人が大人から散々「入ってはダメ」と忠告された森の中にある広場で流星群を見る、というお話だ。
気になった方は、最後にURLを貼るので、そちらから読みに来てください。
話は戻すが、説明文にある「入ってはダメ」の一文。
その理由について物語では言及されていない。
読んだ読者もきっと、「クマなどの危険な生物が生息しているのだろう」と思い、気にしていないことだろう。
なので、私はそこを突いて謎を仕掛けたのだ。
ふふふ。言われるとどんな謎か気になって来るだろう?
だが、残念。
この謎に答えなどないのだ!
驚いたか?驚いただろう?
なんせ、私の好きな謎は一味違うからな!
私の好きな謎はーーー
デデン!それもずばり、妄想し放題の謎!!
言われても、分かりづらいと思うので軽く説明をすると
謎の答えを決めずにおくことで、様々な理由が考えられ、結果的に妄想する楽しみが得られるのです!
その好きが嵩じて、分かりづらい謎を潜ませる事に繋がりましたとさ、おしまい。
『流れ星降る森の広場にて』
https://ncode.syosetu.com/n0526hk/