過ぎ行く時は泡沫の如く
公演後記的なヤツを書くのは久しぶりで、どう書いたらいいのか全然書き方がわからなくなっているんですが、書いていきたいと思います。
って書いた下書きがついに年を越しました。
どうも、東風東です。
今回は初の映像公演でございました。僕が映像班とかに入っていれば映像後記的なこともできたんですけどね。
それにしても、今回はどんなことを書いたらいいんでしょうか。
難しいですね。
閑話休題
さて、
過ぎ行く時は泡沫の如く、淡く儚く消え去っていってしまいます。
別にポエミーなことが言いたいわけじゃないんですが、今回の「秋公演」はそれを痛感する公演だったわけで。
我々学生劇団というのは大変に入れ替わりが激しく、いやでも3、4年でその期限がきてしまいます。
僕たちの代はこのコロナ禍でその3、4年がさらに1年削られたわけです。
これは痛手なのは間違い無いんですが、どうにも何か心に穴が空いたとかというより、どこかでそれを納得してしまっていたって言う心情に落ち着いてしまっていたらしく。
過ぎた日々を悔やむ心はどこに消えてしまったのか。そんな不思議な心持ちで公演が終わりました。
先輩たちとやる最後の公演がこのような形で悔しくもあり、それでも最後まで漕ぎ着けることができたということが嬉しくもあり、
でもそんな過ぎた時間をどうこう思ったとしても帰ってくることはないというのが世の理です。
これでいいのかわからないままでいても、何か確たる信条を持って公演をやっても、公演を打ち終えてしまえば全てが同じ結果に帰ってきます。
今年のことを忘れてしまってはダメなんだろうと思うんですが、泡となって消えた日々をいつまでも見上げていては進むことはできません。
避けられない時代の流れの下で、日常を崩されるほどの状況になって、どこにいけばわからないような時でも、どうにか歩いていくことをしないと新しい日々にはたどり着けないんです。
今回の公演はそんなことを思った……とか思ってないとか。
そんな感じでした。
前回の月光の公演終わりのNoteでは「次回公演もご来場頂ければなと思います」って書いていました。
この言葉を今の俺が受けてどういう心持ちでいればいいのかわかりませんが、あえて前と出来るだけ同じように締めたいかなと思います。
“ご来場”いただいた皆様、および応援いただきました全ての方々、本当にありがとうございました。
よろしければ次回、またお会いできるようになったあかつきには、笑顔でお迎えできればと思いますので何卒よろしくお願いします。
それではまた、お会いしましょう。