勝手に彰俊的下馬前評判 2023 N-1 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊
Aブロック
「格闘の黄金比を持つ紳士的哲学侵略者 ジェイク・リー」
皆から狙われ、毎回選手権のようなプレッシャーを持つ戦い、チャンピオンがN-1に出場するリスクは想像以上なのかもしれない。
しかし、ジェイク選手からその様な雰囲気を感じることも漂うこともない。
それは彼の戦いの中に哲学を感じると共に、何か勝算のある展開を確信し、展望を見据えているのではないのかと思えてしまうオーラを纏っているからなのだろうか。
N-1初出場でチャンピオンのまま優勝と、規格外の事を成し遂げ、全ての舵を取るという構想が既に出来上がっていそうだ。
格闘技、パワーリフティングのバックボーンに加え、長身を自由に操るバランスの取れた身体能力と体幹、そして論理的哲学、ルックス等、格闘黄金比を持つジェイク選手の強さは、今書いた事は当然ながら、実は目に見えない部分にあるのではないか。
GLG(good looking guy)のguyの部分が時に「grace」「glare」「govern」「general」へとギアショックを起こす事なくスムーズに変化するところなのかもしれない。
彼を崩すポイントがあるとするならば、肉体ではなく心理の部分からなのではないか?
戦いながら顔の表情の変化は見える事はあるが、精神面の真の部分の変化は見られておらず、あの流暢なマイクと同じくさざ波程度の変化位しか起こっていないようにも感じ取れる。
見えない部分をどう捉える事が出来るかが攻略ポイントとなりそうだ。
ポーカーフェイスの目が変わる瞬間を見逃してはいけない。
それは勝負を確信し止めを刺すいつもの目なのか誰もまだ見たこともない目なのか・・・そこが勝敗の分岐点になるであろう。
先程体幹にも触れたが、どの体制からも体制を崩すことなく、手による打撃は体重を乗せて振り下ろせ、打点の高いキックや膝は、高身長の利点を最大限に生かし対戦相手にダメージを与える事が出来、投げ技に関しても落下開始地点が高い分、威力を増す加速がつきやすい所も物理的に強みだ。
今まで次期挑戦者を逆指名で決定することが多いジェイク選手の視野に、現在ロックオンした選手が既に居るのか?
それともこのN-1という戦いの中で見出すのか?
どのぶつかり合いも魅力的である。
大物達を喰らい続け、モンスターへと成長したジャイアントキリングは、このN-1でどんな大きなものを喰らうのか、そして彼の行く道に立ちふさがる獲物にFBSがどれだけエグく突き刺さるのか。
ジェイク選手の戦いから展望と哲学をしかと読み取るのだ!
by彰俊
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