◆勝手に彰俊的下馬前評判!! vol.9 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊
「敏速のバーティカルリミット Gショック人間風車 鈴木秀樹」
C.A.C.C.スネークピットジャパン出身の鈴木選手はサブミッションホールド、キックボクシング等あらゆる格闘技を取得している。
スネークピット(蛇の穴)と聞くと、あのアニメ「タイガーマスク」に登場する悪役レスラー養成機関「虎の穴」を連想してしまうが、実はそのモデルがスネークピットなので、いかに過酷なトレーニングをしてきたかが伺える。
虎の穴では、総本部に翼を生やした巨大な虎のモニュメントが建てられており、虎の強さ、禿鷲の翼、蛇の狡さと執念を意味する虎に禿鷲の翼と、蛇の尾を持つ。
戦いに対する執念を持つ鈴木選手、サブミッションも相まってか蛇のイメージにも思えてしまう。
余談ですが、蛇が穴を掘る時、鼻を緩い土に押し込みながら頭を前後に動かし、地面に深く入り込むことで穴を開けるんです。
また小さな哺乳類その他の脊椎動物等が使用しなくなった巣穴に生息もします。
鈴木選手に狙われたら、蛇が嫌いなシナモンや玉ねぎ、にんにく、ライム等の香りをつけると効果があるのかもしれません。
先程の「ピット」と意味は違いますが、同じ「ピット」という繋がりで、蛇にはピット器官という周囲の微弱な赤外線放射、すなわち体温等を感知出来る器官があるんですが、他のグランドの使い手の選手の触覚とも違い、鈴木選手はピット器官があるのではないかと思う時があるんです。
ピット器官があると何が違うかというと、温度で察知するので、目に見えない角度や身体が触れてない場合でも察知出来るという事なんです。
ピット器官ではなく、長い年月をかけて技術を得たから成せる技だとは思いますが、ピット器官という第三の目があるのではないかと・・・
鈴木選手がグランドの攻防になった時に、もしかしたらと思えるシーンがあるかもしれませんので、注目して見てみてください。
更に捻くれ者と言われているみたいですが、根はまっすぐでありながら、コミュニケーションで伝える時の変換伝達がイレギュラーであるという事、そして頑固。
戦いに関しても、勝利に向かうセオリーは真っすぐだが、狙っている場所に辿り着くまでのプロセスがイレギュラー、対戦相手にとっては苦戦する捻くれかたである。
そして何と言っても191㎝という長身が魅力。
手足が長く、力も強いし打撃においても当然有利で、エルボーひとつとっても、相手は鈴木選手の顎をヒットするのは至難の業であるし、逆に長身なのでウェイトをかけて打ち下ろす事が出来るメリットがある。
鈴木選手と同じ年代枠の日本人の平均身長は171.2㎝であり、継承したビルロビンソンの出生地のイギリスの2022年男性平均身長は175.3㎝なので、その大きさがお分かりだろう。
何と言っても突飛するのはその長身ながら、動きが機敏で、ただでさえ有利で長所である長身を更に生かしている点。
メリットはグランドや打撃だけではないのだ。
多種の投げ技、ダブルアームスープレックスにおいても、落下させる位置が高いので、相手に与える衝撃値(G)も大きくなる。
打撃、投げ、グランドに有利となる長身が速く動ける最大限、高度の限界「バーティカルリミット」、エルボースマッシュから入る地獄のサブミッション、そして追い風でも、向かい風でも、たとえ無風でも回り続ける人間風車鈴木選手から目を離してはいけない!
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