◆勝手に彰俊的下馬前評判!! vol. 14 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊
「青は進め、黄色は注意、赤は・・・ついて行けば進める世界で唯一の赤 拳王」
拳王選手は何故目立つのか?
世界は広く、文化も言葉も違うし、場合によってはマナーや常識さえも違う事がある。
その中で信号機の色は世界共通なのである。
そして止まれは「赤」
色はウィーンに本部を置く国際照明委員会で決められたのだとか。
信号機を最初に設置したのはガス点灯式でイギリス
のロンドン。
その後1918年に電気式のものがアメリカのニューヨークに設置された。
ではなぜ「止まれ」は「赤」なのか?
それは波長範囲の電磁波からなのだ。
以前の解説時にも触れたが、「赤」は波長が長く目に留まる。
どの位波長が長いかというと、人間の目に光として感じる波長範囲の下限は360-400 nmで、上限は760-830 nm。
赤色は640nmから770nmと他の色よりもかなり長い。
より遠くまで認識させる色だからなのだ。
以前ふと思ったことがある。
炎のイメージは赤なのに、何故その炎を鎮火させる「消火器」「消火栓」「消防車」までも赤なのだろうと。
消火器は表面積の25%以上を赤にする決まりがあり、炎を連想させ注意を促す役割もあるみたいだが、消防車に関しては日本に初めて外国から輸入された時、その車両の色が朱色だったからと言われています。
上記以外にも拳王の行動力があるからだという事は言うまでもない。
拳王選手と言えば、言動や戦い方共に攻撃型と思いがちだろうが、個人的にはあれだけの選手権をこなしている事から受けによるダメージやスタミナ消耗を軽減する能力に優れていると感じる。
それプラスメリハリのある攻撃力となれば、勝機があるのは当然といえるのかもしれない。
その次に大事なファンに対して「クソ野郎」を連発するのに男性ファンはおろか何故女性ファンが多いのか?
悪口の中でも、比較的多く使用される言葉ともいえる「クソ野郎」
語源は江戸時代で、前髪を落として月代に剃った男性を指した事からで 、女性の事は「女郎」という。
なるほど、女性に対して言ってないのもあるのか・・・
更に金剛の原義はダイヤモンドだしなぁ、ダイヤは不動の憧れ的宝石なのもあるか。
先程の攻撃に隠れた受けと一緒で、実は言葉の中にもファンに対して優しさがある間欠強化の使い手である。
クソ野郎と言っておきながら、暫し間を置き受け入れ態勢を整えさせてから「ついてこい」というサービスまである。
まるで移動する時に親鳥が雛たちの方を振り返り、きちんとついて来られているか見守っているかのようである。
先日、猫科となれば居ても立っても居られず、あのコスチュームのライオンの歯を触ったのだが、他と同じ素材かと思いきや、ちゃんとした硬い牙であったのだ。
それでもって黒い歯茎は柔らかく、試合もコスチュームの細部までも妥協しない彼らしさを感じた。
余談ばかり続いたが、日本拳法世界王者をベースに、先日「炎輪」なる技を披露したのだが、あの技のダメージ、いや破壊力は、膝という硬い部位を使用する上にコーナーのトップからムーンサルトをしながら行う。
自由落下運動に加えて斜方投射運動までプラスされるので、破壊力はとんでもないといえよう。
このN-1で、世界に30個程しかない幻の赤いダイヤモンド「レッドダイヤモンド」を見るには拳王選手に注目するのだ!
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齋藤彰俊
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