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勝手に彰俊的下馬前評判 2023 N-1 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

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「N-1ダービー来るか大穴 稲村愛輝」

プロレスラーは大きくなくては…
タイヤの歴史は5千年に及ぶ。
空気入りタイヤが生まれたのは1888年に英の獣医ダンロップが息子の自転車に使ったのが最初である。
獣医?そうあのダンロップの起源は獣医なのである。
タイヤの構造が動物のお腹と似ているところから閃いたみたいだ。
自動車に最初に使用したのは仏のミシュランであった。
この空気入りタイヤがこの世に出てから一世紀以上、進化こそあれ退化などはありえない。

長い歴史があると言う事は、その物と存在自体が理に適っていると言う事で、車で言えばワイパーと共に現文明の中で代替が出来ない部分なのだ。
グリップや停止力を増す為に、摩擦抵抗の多いゴムを素材とし、苦労と研究により技術開発した賜物がタイヤである。
そのタイヤを引っ張り引きずる!?
これはタイヤの長い歴史、転がして早く停止させる為の研究進化の賜物を全く正反対の使い方をする男、いやっプロレスラー稲村愛輝選手の冒涜ではないか!

プロのスポーツ選手、規格外のプロレスラーのトレーニングであるから、常識の範囲を広げたとして、乗用車用なら百歩譲れるとしても、約350㎏もある巨大、いや超巨大なタイヤを引くだけならまだしもひっくり返したり投げたりするのだから・・・困ったものである。
このタイヤトレーニングは「ストロングマン」という競技種目のひとつで、稲村選手がインタビューの中で、確かお世話になったストロングマンの中嶋選手が巨大タイヤの引き取り手を見つけてくれて、だからこのタイヤは「保護猫」ならぬ、「保護タイヤ」なんです。みたいな事を話していたと思いますが、保護猫と同じならこのタイヤもトレーニングも愛情を持って大切にしなければなるまい。

そして、稲村選手は既にストロングマンであろう。
解説中に彼の事をモンスターとか巨大海洋哺乳類生物みたいな事を言う時もあるが、それは誉め言葉と思っている・・・
「STRONG」強い・丈夫な・頑丈な・物理的、精神的な強さを表す言葉なのだ。

彼は肉体のみならず精神的にも頭脳的にも成熟している。
「大穴」確率が低く配当額が大きいだけが大穴ではない。
可能性や期待がひとかけらも無ければ誰も大穴に投資はしないのだ。
時間という概念からすれば、一秒前は過去である。
このN-1に関して、過去のデータが一瞬で崩れる瞬間も来るのだ。
稲村愛輝という男、N-1ダービー来るか大穴!
by彰俊

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