都立高校入学のため、入学前に必要な金額が予想以上に多かった話
サクラ咲いた~!!🌸
…と喜んだのもつかの間、げんなりする量の紙の記入地獄&学用品の購入地獄が待ってました💦
学費は年額 118,800 円(月額9,900円)なのですが、その他の購入品が予想以上にめちゃくちゃ多かったので、記録のために書いておこうと思います。
支払いが必要な項目
1.端末(Surface Go 3)
中学校まではiPad支給されてましたが、高校はSurfaceを個人購入する必要があるようです。家にPCがあろうが関係なし。
専用サイトで購入が必要…なんですが、配られてるマニュアルと購入画面が全く違う😅 マニュアルは更新してください…。
定価76,498円 のところ、東京都が全世帯に対して「自己負担3万円」となる補助を出しているようで、保護者負担は30,000円。
※子ども3人以上の多子世帯、世帯年収が一定以下の世帯はそのほかの補助も受けられるようです。
2.制服
まぁ…要るよね。って感じなんですが。私自身は私服高校だったので、制服って本当に要るのかなと懐疑的です。
ブレザー 20,185円
冬スカート 13,145円
夏スカート 11,990円
ネクタイ 1,850円
占めて47,170円。
その他指定ではない白シャツ、靴下、リュックサックなどが必要なので、実際は6万以上はかかってしまうのでは? なお、白シャツ等については、購入指定はないものの、「〇〇色の」「形は〇〇」などの指定に沿って買わなきゃいけないということになってます。
3.体育着
これまた、意外と高い。
ジャージ(上)5,700円
ジャージ(下)4,600円
体育館シューズ 3,400円
Tシャツ 2,700円
ハーフパンツ 3,700円
+代引き手数料 1,500円
なぜか購入はGoogleフォームからで、本当に買えたかどうか不安ですが…。
Tシャツとハーフパンツは2枚ずつ買ったので、占めて28,000円。
4.上履き
制服採寸にいったらその場で代金支払わされたそうです。
引換券を持っているので、3月末の登校日に引き換えるのだとか。
3,800円程度。
5.教科書
これも3月末の登校日に、40冊以上を一式購入するように、とのことで、現金持ってきてくださいとのこと。
46,329円かかるらしい。
しかもクレジットカード不可。
都教委さん、クレカぐらい使わせてください。
6.辞書
4種類あるらしい。選択は本人の自由で、各自購入するように、とのことです。金額未定。
7.学校徴収金
積立金(修学旅行費等に使用)、生徒会費、PTA会費をまとめて「学校徴収金」という名称で、引き落とし口座としてゆうちょ銀行指定で登録せよとのこと。
合格がわかったらすぐに35,000円。その他2回に分けて引き落としで、1年間では占めて109,500円。
以上、合計で?
入学金・授業料以外に「入学前に必要だから買ってね」の金額を計算すると、学費のほかに
入学前に必要な金額 23万程度(190,209円+α(制服付属品、辞書))
となりました。入学前じゃなくて1年間で必要な金額とすると、徴収金の分割分がプラスされるので、プラス74,500円となって
年間で必要な金額 30万程度(264,709円+α(制服付属品、辞書))
になります。
そういえば高校無償化じゃないの?
って思いませんでした? 実は全く無償化じゃないです。
まず、所得制限によっていわゆる「実質無償化」と言われている補助が受けられるか否かは異なります。
公立高校の学費分である118,800円が補助で出る世帯は、世帯年収910万円までの世帯。
※国の支援制度は☟の図の黄色の部分。東京都の場合は独自助成で青部分も加算になっているので、『年収910万までは私立高校授業料が実質無償化』と言われています。
あとそもそもですが、この補助金はたとえ適用されたとしても授業料にしか適用されません。
なので、今回上記で計上した購入品費・徴収費の年間約30万程度は補助は関係ありません。
予想だにしなかった年額30万
公立高校なんだし学費は年間10万くらいだし…ってたかをくくっていたら、いきなり次から次へと購入品やらの資料を渡されて、結局年間30万近くも出費することになりそうです。
塾代とか全く関係なく、学校から「買ってください」「払ってください」と年初に言われたものだけでこれだけありました。
払えるか否かと言われれば払えますが、1か月分くらいの給料すっとんでる計算になりますよね。公立でこれって結構思いやられる。私立とかどうなってんだろう、って思ってしまいます。
何がどこまで、本当に必要なのか? を都教委には今一度考えてもらいたいです。
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