【週刊パズドラノート - 第51回目】アンケートにて、金銭を伴う投票誘導はしてはいけません。
おはようございます。のあです。
今週の週刊パズドラノートのお時間です。
「メイドと執事(仮)」イベントが来る?
先日、ムラコさんがこんなポストをしていました。
どうやら今後開催するイベントに向けて、メイド or 執事になってほしいモンスター投票があるとのこと。公式サイトに「投票に参加された方は、後日イベントガチャを最大2回分配布」と書かれているので、そのうち「メイドと執事(仮)」のイベントが来るのでしょう。
きっかけとしては、パズドラに多くのイラストを描き下ろしているイラストレータのイトウヨウイチさんが息抜きにお絵描きをしたところ、それがダイケの目に留まって「イベントありかも…」とのことでした。これが本当にイベント開催に繋がるのでパズドラ運営さんのフットワークの軽さ(?)は素晴らしいです。
ただし、過去にパズドラのアンケートイベントにて宜しくない出来事があったので、今回はそれを紹介するとともに「メイドと執事(仮)」のイベントではそれが無いようにしてほしいという注意喚起の回となります。
パズドラ事件簿:ピエドラ投票誘導事件
概要
事の発端は2013年5月、今から11年以上前のことです。
ムラコさんにて「アンケートダンジョン5の開催に伴い、このダンジョンに出してほしいモンスターを募集」というお知らせが出され、アンケートダンジョン5に出すモンスターの投票が行われました。しかし、当時の某インフルエンサーが自身のホームページにて「ピエドラに入れてくれ!抽選でiTunesカードをプレゼントする!(要約)」という、金品を対価に投票を誘導しようとしました。
無論ダメで、公式から注意喚起が出されました。
結局アンケートダンジョン5のピエドラの不正票は無効扱い(?)、アンケートダンジョン5に出るモンスターは炎の魔剣士となった事件です。
これを見て、「まぁ金品を対価に投票を誘導するのはダメよね」というのは分かると思いますが、某インフルエンサーも当時のゲーム事情を加味してやってしまった点もあると思いますので、その点少し補足したいと思います。
そもそも「アンケートダンジョン」って何?
一言で言うと「スキル上げ用のダンジョン」です。
前回の週刊パズドラノートでも少し触れましたが、古代パズドラにはピィという便利アイテムも無くダンジョンスキル上げ機能も無かったので、スキル上げ方法は「同一スキルのモンスターを混ぜる」一択となります。
そして古代パズドラでは特定モンスターをダンジョンで取る方法も限られていました。例えばアンケートダンジョン1では「闇の魔剣士」が出現するようになりましたが、他のダンジョンで闇の魔剣士を取るためにはヘラ降臨(※現代でいうと新千手の比にならないくらい難しくて理不尽)でたまに落ちるのをお祈りするか、伝説龍のダンジョンで同じくたまに落ちるのをお祈りするくらいしかありません。そもそも今挙げたヘラ降臨と伝説龍も昔は1か月に1回あるかどうかの限定ダンジョンなので欲しいときに来るとも限りません。人によっては「ガチャからたまに出る闇の魔剣士でスキル上げする」という、通称ガチャラゲに手を出した者もいました。
要するに、「アンケートダンジョンでキャラが選ばれると、そのキャラのスキル上げが格段に楽になる」ということです。
また、当然ですがスキレベ1で運用するのとスキルマで運用するのでは全然違います。特に古代パズドラで強いキャラは変換スキルのキャラが多く、当時のスキレベ裁定だとスキレベ1とスキルマでは2倍程度スキルの回転率が変わるので、スキル上げの有無で勝てるか否かがだいぶ変わります。
「アンケ―トダンジョンに誰が選ばれるかで、自箱の強さが劇的に変わる」と言っても過言では無かったのです!
そんな中、当時強かったパーティとして「闇パ」がありました。これは回転率の速い変換で闇ドロップを大量に作って敵をいち早く倒すという非常にシンプルなものです。この手の単色パーティの要となるのが回復を攻撃色に変換する「攻撃態勢・〇」で、これの使用前に回復を作るスキルを使うと盤面を攻撃色多めにできるのです。
闇パの攻撃態勢のヴァンパイアと合わせて使用するのが、安価で作れるものだとセイレーン、高価なものだとピエドラでした。(※アンケ5実装前はピエドラはガチャ限定のモンスター) なのでアンケートダンジョンにピエドラが選ばれて欲しかったのでしょう。
今だと信じがたいですが、当時の某インフルエンサーにとってはitunesカードを抽選で配ってでもピエドラに選ばれて欲しかった(と思われる)、ということが少しでも伝われば幸いです。
金品を対価に投票を誘導した弊害
まず、先ほども書きましたが、ピエドラに誘導しようとした「アンケートダンジョン5」ではピエドラの不正票は無効扱い(?)、炎の魔剣士が出ることになりました。
ピエドラは「アンケートダンジョン6」の投票で1位になったのでそちらに出ることになりましたが、アンケートダンジョン5実装は2013年5月20日、アンケートダンジョン6実装は2013年10月28日なので、実に5か月以上先になってしまいました。これは個人的な見解ですが、アンケ5ではピエドラと炎の魔剣士と氷の魔剣士が票を争っており、当時の環境を考慮すると不正騒動が無ければピエドラはアンケ5で1位を取れていたと思っています。
また、公式が書いている通り「場合によってはアンケートダンジョンの実施が中止」になる可能性もあり、悪質なものは別途対応も検討とのことでした。
基本的に金品を対価に投票を誘導する行為については運営、ユーザともにメリットは1mmも無いため、絶対におやめください。
「メイドと執事(仮)」に投票するにあたって
まずはここまで何度も書いているとおり、金品を対価に投票を誘導する行為を企画してはいけません。また、このような行為に参加して投票するのもダメです。万が一金品を対価に投票を誘導する行為を見つけた場合は無視するか、運営さんにコッソリ報告するようにしましょう。報告先は以下となります。(おそらく、「その他のご質問」で良いはず)
Xで「○○に1票お願いします!」というのを見ますが、対価に何も求めなければ別に良いと思っています。対価に何も求めない場合は運営さんから注意喚起が出されているのを見たことがないですし。
あとは自分の好きなように投票しましょう。
以前のアンケートイベント(パズドラ総選挙)で性能面狙いで投票するのは如何なものかとお気持ちしている方が見受けられましたが、性能面狙いで投票するのもアリでしょう。ただし、今回の投票のお題は「『メイド』『執事』になってほしいモンスター」なので、私はこのお題に沿って投票します。
まとめると、以下となります。
金品を対価に投票を誘導する行為の企画はNG。参加もNG。
Xでの「○○に1票お願いします!」呼びかけは、対価に何も求めなければおそらく問題ないはず
あとは自分の思うがままに投票しましょう!推しに入れるもヨシ、メイド or 執事姿を見たいキャラに入れるもヨシ、性能面狙いもヨシ!
【おまけ】イベントの再アナウンス
文章のみで書きます。
ランバト(パズバト)「Blazing Trick」:2024/10/14(月) 11:59まで。
ランダン「風神・雷神杯」:2024/10/14(月) 23:59まで。いつもと違い月曜終わりなので、ボーダーギリギリで逃げ切る予定の方は終わる日を間違えないようにしましょう。
コラボ「呪術廻戦」:2024/10/18(金) 9:59まで。いつもと終わる曜日が異なるためご注意ください。
まだの方はお早めに。
今回は以上となります。
次回の週刊パズドラノートは10/19(土)の投稿を予定しています。
また、今までの週刊パズドラノートはこちらから閲覧できます。
よろしければご覧ください。