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自己研鑽をする意味は?


理学療法士たちのX界隈では、
たびたび「自己研鑽」について話題になる。

・業務時間内にするのか?業務時間外にするのか?
・自己研鑽しないやつと給料が同じなのが不満
・組織として個人の自己研鑽に依存して良いのか?
・自己研鑽を強制的にさせるべきか?

など、いろんな意見が飛び交う。

Xは、嫌な投稿を見ることもあるけど
気軽に色んな価値観を知る事ができるのが面白いです。

そもそも、「自己研鑽」という言葉自体は
どんな意味なのだろうか?

自分自身のスキルや能力などを鍛えて磨きをかけること。

weblio辞書

自身の知識や技術を深めるために、自主的に学び続ける行為を指す。この行為は、個人の能力向上や専門性の強化に寄与する。自己研鑽には、書籍の読解、オンライン講座の受講、研究活動、実践経験の積み重ねなど、多様な方法が存在する。自己研鑽は、自己成長の一環として、また、職業人としてのスキルアップのために行われることが多い。自己研鑽を行うことで、自身の視野が広がり、新たな可能性を見つけることができる。また、自己研鑽は、自己の価値観を深め、人生の質を向上させる効果もある。

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まぁ、ここにタイトルの疑問の答えが
ほぼ書いていますね(笑)

自身を鍛える事が自己研鑽なので
Xで話題になるのは、医療知識のアップデートに関する自己研鑽。


なぜ、自己研鑽の意識が強いのか?

医療やリハビリの知識は
日々、さまざまな研究論文が発表されており
常に情報のアップデートがされている。

つまり、学生時代に学んだ情報が
そもそも古くて意味がない可能性もあるから・・・

患者さんや利用者さんを
少しでも良くするためにも
我々は常にアップデートが必要なんだと思います。

職人気質のある理学療法士の方が多いので
自己研鑽する意識が強いのかと私は考えています。


なぜ、衝突が生まれるのか?

単純に価値観の違いかと
今は多様性の時代で、さまざまな価値観を持つ人がいる。

そもそも、理学療法士になったきっかけが
・親に言われたから
・とりあえず資格を持っておきたかった
・自身が経験した時のように、患者さんを良くしたい
・障害のある家族の力になってあげたい

と色んな動機があって学校にきてる時点で

理学療法士になってからの
仕事に対する価値観が違うのは当たり前。

それに、歩合制の報酬ではないのも
衝突する一つの要因では?とも思います。

「たくさん自己研鑽をしていても、他と給料は変わらない・・・。」
「むしろ、仕事量が増えるだけ・・・・」

と嘆いてしまう結果に。


なぜ、自己研鑽をしない人がいるのか?

なぜ、しないのかは本人に聞くしかないですが
・見えないところで自己研鑽しているかもしれない
・仕事は、お金を稼ぐことだけが目的
・本職よりも趣味が楽しいから、自己研鑽の時間を割きたくない
・一応、やってはいるけど求められる量が多い
・仕事自体が辛い

と色んな可能性が考えられます。

結局、その人の価値観による
物事の優先順位が違うだけなのかな・・・?

ワークライフバランスを提唱している時代になって
見える化してきただけかもしれないですね。

自己研鑽をするかしないかよりも
組織に属している以上
組織から求められている質には到達しておく必要はあるかと思います。

最低限の質確保のために必要な知識・技術は
業務時間内に習得させるシステム作りが大事なのかな?
と私は考えます。
採用面接時に、そこが分かればトラブルになりにくいのにな・・・と
ふと思いました。


自己研鑽する意味は?

私個人の考えですが、
人生の選択肢を増やすために自己研鑽はすべきだと考えています。

一対一でリハビリを行うので
プレッシャーや不安を感じながら取り組んでいると
自然と「自己研鑽しないと、この人の人生に関わってしまう!」という
考えで自己研鑽をしています。

あとは、自分の価値がどれほどのものか?を考えていると
自己研鑽しているだけでは給料は上がらない。

自己研鑽を通じて、
組織側に「価値のある人間だ」と思わせれば
報酬が上がっていくのでは?

組織に守られているだけで
組織外に出たときには全てが自己責任になる。

じゃあ、自分が生き残れるぐらいの価値があるかどうか?
そう考えると、常に自分の価値を上げる行動をしていないと
人生は豊かにならないと思います。

自身の将来について見つめ直して
今後、どうしていくかを考えてみませんか?

ではでは!



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