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DockerをLinux環境でインストールし使い始める手順
DockerをLinuxでインストールするのはMacやWindowsのようにボタンのワンクリックみたいな簡単にはできないので、メモしておきます。
・Docker公式サイトに載っている手順でインストール
・OSに付属しているパッケージ管理コマンド(apt、pacmanなど)でインストール
上記2つの方法があるけど、Dockerの公式サイトに載っている手順は、うまくいかず挫折したので、aptやpacmanなどパッケージ管理のコマンドで普通にインストールしました。
大抵のディストリビューションのOSは普通にコマンドでインストールできるようになっていると思いますが、一部のディストリビューションは、Dockerのインストールに対応していない場合があります。その場合はaptコマンドなどでインストールするためにDockerのリポジトリを追加したりといった作業が必要になります。
今回の作業条件
Thinkpad X260 (念のためBIOSのVirtualizationをEnableに変更)
OS: Arch Linux
パッケージ管理のコマンド:pacman
Dockerのインストール
$ sudo pacman -S docker
上記でdocker composeなどdockerを使うにあたって必要なパッケージもセットでインストールされる。
Dockerデーモンの起動
Dockerデーモンが起動することで、Dockerが使える。通常はインストールするだけで、デーモンで(バックグラウンドで)起動されているみたいです。
$ sudo docker info
j上記コマンドを実行すると、dockerの情報が表示されます。
もしエラーなど表示されコマンドが実行できない場合は、dockerデーモンを下記コマンドで起動させます。
// dockerデーモンの起動
$ sudo systemctl start docker
// pc起動したら自動でdockerデーモンが起動されるようにする
$ sudo systemctl enable docker
上記コマンド実行後、再度sudo docker infoで情報が表示されたらok。
※Dockerはsudoやrootじゃないとコマンドが使えないようにデフォルトで設定されているので、使うコマンドにはsudoを付ける必要がある。もし付けずにコマンドを実行すると、permission deniedというエラーが出て動かないようになっています。
Dockerのコマンドにはsudoが必要
sudoを毎回付けるのも少々めんどくさいので、sudoを付けずに一般ユーザーでdockerのコマンドを実行するには、dockerをユーザーの所属しているグループに追加することでsudoを付けずにdockerコマンドが実行できるようになる。
dockerを今使っているユーザーグループに追加する方法についてはまた後日追記します。
とりあえず、上記までの作業でDockerが使えるようになりました。