thinkpad x40にc++の環境を作る
・環境:lubuntu18.04.LTS
・c++の環境を作った経験なし
上記の状況にて進めていきます。
参考にした記事:
https://qiita.com/nsd24/items/805d0b53c67a1043e819
LXTerminalを開きます。
Ctrl + Alt + tで開けることに感動。ぜひ覚えておきたいショートカット。
自分でショートカットを作成もできるけど、下手すると他の機能とぶつかってしまいそうなので、デフォルトで割り当てられているこのショートカットを僕はそのまま使っていきます。
ちなみに、日本語入力と英語入力の切り替えは、Ctrl + spaceキーで切り替えられます。最近知って感動しました。
まずc++自体が入っていることを確認。入ってなかったら、インストールします。
$ c++ --version
として、バージョン情報が表示されたら、okです。
もし入ってなかったら、次のコマンドでc++ をインストールします。
$ sudo apt-get install c++
インストールしたら、再度c++ --versionで確認し表示されたらokです。
次は、コンパイルするためのコンパイラが入っているかを確認します。
c用のコンパイラとc++用のコンパイラは別々なので、別途確認します。
僕の場合はc++だけ使っていく予定ですが、念のためどっちも使える状態にしておきたいと思います。
ぶっちゃけcとc++の違いがよくわかってないので、軽くググってみたところ、c++はより新しい感じで、機能も充実してこれから覚えるならc++ を勉強していくでいいみたいです。
c用のコンパイラ:gcc
c++用のコンパイラ:g++
です。
// c用のコンパイラのバージョン確認
$ gcc --version
// c++用のコンパイラのバージョン確認
$ g++ --version
上記で確認できます。
なければ、さっきapt-getした引数をgccやg++に置き換えて実行するとインストールされます。
// c用のコンパイラのインストール
$ sudo apt-get install gcc
// c++用のコンパイラのインストール
$ sudo apt-get install g++
上記でインストールしバージョン確認ができたら、次はパッケージをインストールしていきます。
実はデフォルトでインストールされているとかもありえますね。インストールされているけど、またインストールしても別におかしくはならないので、インストール既にされているか確認せずにインストールしても問題なさげですが、PCにインストールされているか確認する方法を調べてみました。
// apt list [パッケージ名] --installed
// gccがインストールされているか確認する場合
$ apt list -a gcc --installed
-a オプションで指定した全てのパッケージを指定。
--installedでPCにインストール済のパッケージを指定。
gccがインストールされているか確認した結果
インストールされていることが確認できました。
他には、さっきのように普通にgcc --versionと入力してみて、バージョン情報が表示されたら、インストールされていることがわかります。
$ gcc --version
注意が必要なのが、コンパイラも言語もインストールされているけど、このままではubuntuで使えないらしいです。僕はlubuntuだけど、同じようなものなので、必要なパッケージをインストールしました。
build-essencialというツールです。
同じように、apt-getでインストールします。
$ sudo apt-get install build-essencial
https://packages.ubuntu.com/ja/bionic/build-essential
build-essencialについてググってみました。ubuntuにおけるcとc++環境を作ってくれるツールみたいです。
build-essencialをインストールしたら、c++を使う準備は完了。
cとc++の実行を試してみます。
まず、home/usr ディレクトリ内に、練習用のフォルダを作成し、中にc、c++のファイルをつくりコードを書きます。
・普通に右クリックでフォルダを作成します。
・LXTerminal内で作ったフォルダにcdコマンドで移動
// 今回はc++というフォルダを作成しましたのでそこに移動
$ cd /home/usr/c++
// vimでhello.cというファイルを作ってファイルを開く
$ vim hello.c
次に、vimで実行したいコードを書きます。
普通のCの場合
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello c!\n");
return 0;
}
iで編集モードに入り、コードを入力、escキーで編集モードから抜けて、:wqで保存して終了。
つぎは、作成したファイルを実行します。
作成したファイルを保存したディレクトリに移動する。
$ cd /home/usr/c++
実行するためのコードを実行
$ gcc -o hello hello.c
$ ./hello
Hello c! // ←実行結果
-o <file> で、 hello.cの実行結果をhelloという実行ファイルを生成して入れることができます。
./helloで実行ファイルを実行すると、実行結果が表示されます。
c++の場合
vimでc++のコードを作成(hello.cppを作成)
$ vim hello.cpp
c++は.cppという拡張子なんですね〜。ぶっちゃけAtCoderのブラウザ上でしかc++ を動かしたことがないので、知りませんでした。
コードを書く
#include <iostream>
int main() {
std::cout << "Hello c++" << std::endl;
return 0;
}
コードを実行する。
$ g++ -o hello hello.cpp
$ ./hello
Hello c++ // ←実行結果が表示される
思ったよりもかんたんだけど忘れそうなので、とにかくどんどんコードを書いて使っていこうと思います。