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視覚障害者人生初のマドリッド一人旅 〜2日目〜

こんにちは。女子ロービジョンフットサル選手のノアです。
今回は一泊2日の小旅行だったので、あっという間に最終日です。
とはいえ丸一日あるのでまだまだマドリッド満喫していきます!


カフェで朝食

 

友達は昼にでなきゃいけないとのことだったので、朝ごはんだけ一緒に食べました。

マドリッドといえば、チュロスです。

でも日本でよくみるチュロスと違って、チュロス自体には砂糖や味はついていません。そのかわり、甘いチョコソースにディップしたり、後から砂糖をかけてもらったりして食べます。
チョコ好きの私としてはたまらない食べ方です。

そしてコーヒーは、ミルクコーヒーが主流。コーヒーとミルクが1対1ぐらいなので、ほとんど苦みは感じません。

もちろん、甘くないパンやブラックコーヒーもあります。笑


スペイン王宮

友達と別れて最初に向かったのはスペイン王宮です。

外見から独特な雰囲気が伝わってきますが、中にも入れるようになっているので、チケットを購入して入ってきました。

もちろん公開されているのは一部ですが、それでもものすごくたくさんの部屋があります。
それぞれの部屋には英語とスペイン語両方で説明書きがあり、写真撮影OKだったのでスマホの読み上げ機能で1人でもしっかり理解しながら楽しむことができました。

あまり知られていないかもしれませんが、スペインは今現在も王国で王様がいます。
それぞれの部屋は昔使われていたものが展示されていたりしますが、廊下には近年の活動の様子が移された写真がかけてありました。

ぼんやりと眺めていたらサッカースペイン代表の写真があり、しかもよくみると女子ワールドカップで優勝したときのもので、思わず写真を撮ってしまいました笑

さらに王宮がある場所は高台になっていて景色がよかったり、広場があったりしてのんびり座りながら外の雰囲気も楽しむこともできます。

日本では決して味わうことのできない特別な空間でした。


ソフィア王妃記念美術館

お昼を食べて、ピカソのゲルニカが展示されている美術館へ。

入り口がわからず入るのにしばらく迷いました笑

こちらは昨日のプラド美術館とは違い、映像作品やオブジェなどもたくさん展示されていました。
プラド美術館は人物画や風景画が多いのに対して、こちらは抽象的な芸術作品が多いイメージです。
個人的にはこちらのソフィア王妃記念美術館の方が印象に残るものがたくさんあって、とても気に入りました。

ゲルニカの他にも美術の教科書に出てくるようなピカソやダリの有名な作品をみることができました。


バルセロナへ帰宅


そうこうしているうちにあっという間に夕方になり、帰りの電車になるためターミナル駅に向かいました。帰りも指定席まで案内してもらい、問題なくバルセロナに到着しました。

今回、予期せぬ人生初の一人旅でしたが、思った以上に楽しむことができました。ただ、レアルマドリッドのホームスタジアムにも行ってみたかったなと思います。今度は誰かと行った時にリベンジします。笑

でも、美術館や大聖堂、レストランなどは1人でも十分楽しめたので、またどこか別の場所にも行ってみたいと思います。
またひとつ、世界が広がった瞬間です。

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