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【フローラSコラム】3歳春に開花するスタミナ血統に注目!


前書き

 私、競馬予想家 ノアの予想記事を初めてご覧になる方は、下記リンクより予想法解説を事前にご一読頂くことをお薦めしております。


馬場考察

 東京競馬場は今週が開幕週。

 天気予報をみると週中に降雨はあるものの、その後はレース当日まで晴れ模様。東京競馬場の路盤は世界でみてもトップレベルに水はけが良いので、レース当日には雨の影響はほとんどなく、軽い馬場コンディション(TZ【A】)になると想定しています。

 過去10年のうち、トラックゾーン(TZ)【A】で開催されたフローラステークスは2018年、2019年、2021年、2023年の計4回。一方でTZ【D】(タフな馬場コンデション)で開催されたのが2014年、2022年の計2回。

 過去10年で馬券になった30頭のうち18頭、連対した20頭のうち14頭は最初のコーナーを5番手以内で通過。

 馬場コンディションは年によって様々ではあるものの、結果的に毎年前残り傾向が強いのがフローラSの特徴。

 この傾向には開幕週で内ラチ沿いの芝状態が良好であることが強く影響していると思いますので、今年も例年通り先行馬が恵まれる可能性は高いと予想します。

まとめ
①想定トラックゾーンは【A】(高速馬場)

②馬場状態問わず、先行馬有利なレース

血統考察

 フローラSは若駒限定の牝馬重賞では初の2000m以上の重賞レース。3歳牝馬にとっては今まで以上にスタミナや馬力が問われる舞台になっています。そのため今までのスピード競馬では能力を発揮できなかった血統馬が本来の強みであるスタミナや馬力を活かして一気にパフォーマンスを発揮してくるのが特徴。

 具体的には、スタミナや馬力に優れるロベルト系やサドラーズウェルズ系を持つ馬に注目。

 2017年10番人気2着のヤマカツグレースは母父ロベルト系。2020年1着のウインマリリンは父ロベルト系。同年3着のフアナは母母父ロベルト系。2021年1着のクールキャットは父ロベルト系。同年3着のユーバーレーベンは母母父ロベルト系。2023年4番人気3着のブライトジュエリーは父ロベルト系。2019年9番人気3着のジョディーは母母父サドラーズウェルズ系。2022年9番人気3着のシンシアウィッシュは母父サドラーズウェルズ系。

 ロベルト系やサドラーズウェルズ系は晩成傾向が強いため、3歳春で体力が完成してくる点も有利。

 サンデー系ではロベルト系やサドラーズウェルズ系が走るレースに適性が高いステイゴールド系が好相性。

 2022年のホウオウピースフルや2021年スライリー、ユーバーレーベン、2023年のゴールデンハインドが該当。

まとめ
①ロベルト系、サドラーズウェルズ系に注目
②サンデー系のなかではステイゴールド系も好相性

週中時点での注目馬

 枠順確定前での注目馬は…クリスマスパレードです。

 今年の出走予定馬は人気馬含め差し馬が多い。クリスマスパレードはデビューから2戦連続で番手をとる先行力をみせており、今年のメンバーであれば問題なく先行できる可能性が高い。特に前走水仙賞では牡馬混合戦の厳しい流れを経験しており、牝馬限定戦の緩い流ればかり使ってきた他馬と比較して経験値も有利。

 血統面では、母父ロベルト系が当レースの注目血統に該当。父キタサンブラックは距離短縮ローテを得意とする産駒を多数輩出しており、クリスマスパレードも牝系にシーキングザゴールドやフォーティナイナーといったスプリント血統を多く持つため、キャリア初の距離短縮ローテで前走以上のパフォーマンスを発揮してくれる可能性にも期待しています。


最後に


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