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【高松宮記念予想】非サンデー系が輝く芝の1200m戦

G1高松宮記念2021、血統全頭診断を公開中!

・お知らせ

G1高松宮記念が行われる28日にツイキャスにて生配信を行います!こちらの配信では高松宮記念に向けて私の見解やリスナーの皆さんの気になる馬について一緒に考えていけるような場にしたいと思っていますので是非遊びにいらしてください!

詳細は下記の記事にてご確認お願い致します。

・G1高松宮記念 血統傾向


G1高松宮記念に限らず日本の芝1,200m戦では父サンデー系が覇権を握れないという結果が何年も続いています。

日本の競馬でサンデー系が強いのはマイル~中距離での末脚比べが多いから。しかし1,200m戦ではスタートから一気にトップスピードに到達する加速力とそれを持続させる持続力、パワーが要求されます。

高松宮記念は父非サンデー系、特に父か母父に米国型ノーザンダンサー系や米国型ナスルーラ系を内包する馬。また父ミスプロ系が強いと覚えておきましょう。

2020年は1,3着馬が父ミスプロ系に該当。降着にはなりましたが1着入選したクリノガウディーも父非サンデー系。2019年も1-3着を父非サンデー系が独占。1着馬は父が米国型ノーザンダンサー系、2着馬は父ミスプロ系、3着馬も牝系に米国型ナスルーラ系を内包。18,17年も父ミスプロ系が1-2着を確保していますので、高松宮記念は父非サンデー系を軸に据えて馬券は組みたいレースです。

また高松宮記念は走破時計によって更に好走血統を絞り込めるのがポイントで、具体的には1:08.0以下の高速馬場か、1:08.0以上かかるタフな馬場なのかというのを予想しましょう。

高速馬場の場合は父米国型ノーザンダンサー系が好相性。近年では16,19年が該当。16年3着のアルビアーノがストームキャット持ち。16番人気4着のアクティブミノルもストームキャット系。19年は勝ち馬ミスターメロディが父ストームキャット系に該当。また両年ともに好走馬はNHKマイルC連対馬。直線で上り33秒台を持続できる血統・戦歴馬に要注意となります。

一方で1:08.0台での決着となるような年では父ミスプロ系、特に持続力とパワーに優れたタイプを狙いましょう。


●G1高松宮記念の血統ポイントまとめ

1.父か母父に米国型ナスルーラ、米国型ノーザンダンサー
2.父ミスプロ系


・G1高松宮記念2021について


3番 ライトオンキュー

父にも母父にもサンデー系を持たない血統構成。父シャマーダルは世界中のG1競走で実績を残す偉大な種牡馬で1200m適性も高い。この馬の好走ポイントはテンの3ハロンが32~33秒前半にならないこと。つまりスタートからゆったりと追走できるような形に持ち込めればパフォーマンスをしっかり発揮できるタイプ。今年の高松宮記念は雨予報ですので少しでも時計のかかる馬場になればここでも通用の余地はあると思います。


4番 モズスーパーフレア

この馬も父、母父共に非サンデー系で構成された馬。去年の勝ち馬ですので当然適性面の問題はありません。前走はスタートから逃げたものの緩い逃げで後続も脚が余った状態で直線に向いてしまったことが敗因。今回鞍上も手戻りでハイペースの逃げで「肉を切らせて骨を断つ」騎乗ができれば巻き返しも十分あり得る1頭です。


16番 レシステンシア

血統面、気性面から乗り変わりは気になるものの父ダイワメジャーはノーザンテーストの影響が強いサンデー系。コパノリチャードが同種牡馬で好走しているように高松宮記念で恵まれるサンデー系はクラシックでは評価されないタイプ(ノーザンテースト内包馬)が多いのが特徴。鞍上が強きに乗れば強いレースもできるか。


ノアのG1高松宮記念、最終見解はブログにて公開!

気になる方は下記の記事をチェック!!

▼G1高松宮記念、最終見解はこちら▼

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