たくさんの決断をした1年。A year full of decisions and now a temporary return home:)
皆さんお久しぶりです。
お元気ですか。毎日暑いですね。
私は数週間前に一時帰国しました。
約1年のドイツ生活を経て
決断、現状、など振り返りながらお話します。
ドイツに来たのは昨年10月
住むための手続きが多くバレエ環境を整えるまでハードでしたが11月に最初のオーディションが決まり私のオーディションLifeが始まりました。
1月、ヨーロッパのバレエ団から契約を頂きましたが辞退を決意
2,3月はオーディション周りで数カ国行きました。
毎回10kgの荷物と共にオーディション周りしたこと。
隣国チェコから旅しながら1日かけて家まで帰ったこと。
アポなしでチェコのバレエ団に突撃訪問したこと。
やっとの思いで裏口を見つけ、警備員の人に事情を話し、やっと辿り着いた監督が座っているオフィスへ...今までに味わったことのないドキドキハラハラを感じました。
オーディションを予定していた他のバレエ団から数日前にメールが届き、急遽受けられなくなったことも。
そして行きたいバレエ団たちは、契約の空きが出ず、オーディション自体受けられずに終わりました。
まだまだたくさんの出来事があり波乱万丈でしたが本当に充実したオーディション生活でした。
決してキラキラなんてしていません。
どんな状況でも何事も楽しむことに専念していました。
そして何よりこれらの経験は私を強くさせてくれました。
4月はオーディションがなくリフレッシュの時間と同時にたくさんのことを考える月でもありました。
そして5月になると再び他国のバレエ団からオーディションのインビテーションをいくつか頂きました。すぐには返答できず考える日々。
そんな中、視野に入れていた想いに気持ちが大きいことに気がつきました。
ドイツでまだまだ挑戦したい。
可能性を創りたいと。
ドイツに来てから更に視野が広がり
たくさんの人と出会い
たくさんのご縁を頂きました。
そして自ら行動して創っていく過程が好きなことに気がつきました。
最終的には自分の正直な気持ちを優先し
まだ予定していた他国のオーディションを辞退し
ドイツで活動、挑戦し続けることを決めました。
どの選択をしても最終的には自分が満足できるかです
他人が決める他人軸ではなく、自分軸の中で選択肢を考え増やし、生きていく必要があると改めて実感しました。
たまたまの出会いから撮影のチャンスを頂いたり
たまたまの出会いがバレエ団に繋がったり
たまたまトップダンサーとレストランでお会いし話したり
たくさんの偶然と共に生きています。
そしてアーティストの世界の厳しい現実を知ったと同時に
決して長くはないバレリーナ人生だからこそ
まだまだ挑戦し、可能性を切り開きたいと思いになりました。
人それぞれペース、タイミング、熱量、求めるもの、そして過程もみんな違います。
自分が何を求めているのか、明確にすること(夢、目標を持つこと)もステップアップするために大切なことだと思いました。
バレエ団の契約も全て
ご縁、タイミング、運です。
今は焦らずそれぞれ自分が求めてるものに近づくための努力を続けるべきだと思いました。
そして
日々当たり前にできていることは当たり前じゃないこと。
自分にとってバレエの存在は当たり前ではなく
特別なものなんだと深く自覚しました。
バイトに時間を使い、バレエをする時間をあまり取れなかった時はとても悔しかったです。
今でもそのバランスを取ることはなかなか難しいですがどんな状況であれバレエが大好きです。
分身できれば…どこでもドアがあれば…何度思ったことか。ワラワラ
現実を受け入れ、今私ができることを全力ですることを大切にしています
それくらい日々大好きなバレエを踊れることは
とても幸せです
今でも
夢を更新し続け挑戦させてくれるこの環境がいかに素晴らしくどれだけ幸せなことなのかを改めて実感しました。
たくさんのありがとうと共に生きています。
人間日々、約3万5000回もの選択、決断と共に生きていると聞いたことがあります。
それくらい人生にはたくさんの選択、分岐点がありその都度自分で決意し進んでいると思うとこれからも楽しみでいっぱいです。
そしてあの大きな大きな舞台で踊れる日が来るまで夢を追い続けます❤️
この夏はありがたいことに2つの公演が日本であります。
先日無事1つ目の公演が終わりました。
たくさんの可愛いリトルバレリーナたちと一緒に舞台立て幸せな瞬間でした。
2つ目の公演は1週間後に控えています。
舞台で踊れることの幸せを込めて踊ります:)
そしてドイツにはあと8月後半に戻ります。
家族と過ごす時間を大切にし
日本で過ごす夏休み全力で楽しみます。
Big love xxx