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助けを求める力

はじめに

ここ最近、仕事がうまくいかずメンタルがしばし死んでおりました

メンタルがやられる→体調を崩す→やりたいのになにも手に付かない→焦る→メンタルがやられる…の無限ループで、これはまずいなぁと

そんなある日、とあるツイートを見て、あぁ自分に不足している力はこれだと深く納得したのです

それが「助けを求める力」です

声を掛けるのが苦手な自覚はあったので、意識して声を出すようにはしていたのですが、「自分がなにに困っているか説明できない=お互いに途方に暮れる」がまさに自分の現状でこれだーーー!!!!と

私の職場はありがたいことに、上司もメンバーもいつ声をかけても快く相談に乗ってくださり、言いたいことも言いあえる、いわゆる心理的安全性の高い状態にあります

それにも関わらず勝手にドツボにハマり、声をかけてもうまく伝えることができず、結果仕事をうまくこなせない自分に、日々自己嫌悪し、迷惑をかけている事実に申し訳なさでいっぱいでした

その原因の1つがこうやって言語化されたことで、なんだかほっとしました。なぜならば、原因がわかれば対処ができるからです

対処法を見つけるにあたり2冊本を読んでみました

そこからの気付きや学び、今後への活かし方を考えてみましたので、ご興味あれば、また同じような悩みを抱えていらっしゃる方に読んで頂けたら幸いです

読んだ本

以下2冊に今回助けてもらいました

1冊目はタイトルそのままですね。これはもう読むしかないなと(笑)

2冊目は「自己肯定感」というワードに感じるものがあり読んでみました。タイトルに多少引きつつ(会社に行きたくないわけでも無敵になりたいわけでもないんだよなぁと)手にとったのですが、とても気付きの多い1冊でした。読んでよかったです

どちらも、まだ自分には早いな、と判断したところは読み飛ばしています

今の自分に必要だ、と感じたところを引用させて頂きつつ、考えをまとめてみます。まとまるといいな

教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル

「できない自分」「負けている自分」を認められないプライドというのもあるのだが、むしろ、「できない」「負けている」状態がなぜ起きているのかを理解できていないことのほうが多い。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.475-477). Kindle 版.

まずはこれ。本当にこれなんですよね。なぜできないのかがわからない

だから他人になぜ?と聞かれても当然答えられません。つらいです


ここで注意したいのは、外国人は「迷惑をかけても構わない」と考えているわけではないということです。そうではなく「今は迷惑かけるけど、後で頑張って貢献するから、帳尻はプラスにするね」という発想だということです。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.790-793). Kindle 版.

この思想はすごく素敵だなと感銘を受けました

誰しも最初からできるわけではないですし、状況によっては今は無理、ということもあります

そこで申し訳ない、迷惑をかけてしまう、駄目だ、と思うのではなくて、今は迷惑をかけてしまうことを許容してもらうし、そんな自分のことも許す

その上で、いつかこの恩は返すし、なんならプラスにして返してみせましょう、という考え方。これは今後生きてく上でとてもとても大事になる考え方だと感じます。自分のものにしたいです


自分の判断軸はすぐにはできない。なぜならば、何がゴールを達成するために正しい判断であり、重要な情報かは、ゴールを達成しないとわからないからだ。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1247-1249). Kindle 版.

だから先駆者の判断軸を借りて利用しようという話でした

それは読書であったり、先輩の話であったり。いきなり自分の軸を持てるわけがありません。自分に合いそうな先駆者の判断軸を借りながら、自身の判断軸を作るきっかけを掴むべしと


「上手になりたければ、練習量を増やしましょう」

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1414). Kindle 版.

やはり土台が大事なのは当然です

他人から技術を教わるには、その背景にはどれだけの練習量があるのかは意識する必要があります。技術を身につけるには、結局数をこなす必要があるのです


「自分の得意分野」とか「やりたいこと」といった視点でプロジェクトを選んでいるのではない。自分の判断軸の幅を広げる機会になるかどうかという視点で、プロジェクトを選んでいるのだ。だから、トップコンサルタントは、プロジェクトを選り好みしない。自分に経験がない領域でも価値を出す自信はあるし、経験がない領域であれば、新たな判断軸を獲得できる可能性が高いからだ。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1587-1590). Kindle 版.

選べる立場であってもプロジェクトの選り好みをしない。なぜなら、経験がないからこそ自分の判断軸の幅をさらに広げることができるから、という考えだからです


まだ構想不足だけど、ネタも整理されていないけど、でも書き始める。書き始めると、構想していたことで見えていること、これから考えなければならないことが見えてくるんですね。だから、不十分でもとにかく手を出してみる。やってみる。書いてみる。そうすることで、本当に足りないところ、実は足りていたところがわかってくるわけです。このように何をすればよいのかがわかると、やる気が出てきます。頑張れます。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1672-1676). Kindle 版.

やる気はなくてもとりあえずやってみる力を持っている、これが成功者の共通点だそうです

これ自分が苦手としていることだとはっきりと自覚しています。考えがまとまらないと手が動かない。そしてこれがよろしくないことも、経験則でわかっているのです(なので今回まだ全然考えがまとまらないままですが、書き出してみました。案の定まとまってないですね〜!笑)


「知識活用」が意味を成すのは、猛烈な「知識偏重」の土台があっての話なのです。

牧田幸裕. 教わる力 すべての優秀な人に共通する唯一のスキル (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1142). Kindle 版.

練習量を増やしましょう、と上記にもありましたが、まずはこれに尽きること、それを私はこの一冊から受け取りました

昨今、マネージャ層リーダ層の教える力にばかり焦点が当てられがちですが、一方で教えやサポートを受ける側の教わる力が低下していると著者は冒頭に記しています

どんなに教える力が磨かれても、結局のところ受け取る側、教わる側の力がなければ何にもなりません

教えを存分に活用するための土台作り...いつになったら私の土台は出来上がるんでしょうね?考えても始まりませんので、今は手を動かします


「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~

自己肯定感とは、その名のとおり、「自分(自己)を肯定する感覚」のことです。「今の自分でよい」「ありのままの自分でOK」と感じられる状態のことをいいます。

加藤隆行. 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.251-254). Kindle 版.

自己肯定感…感じたことないな?!と初っ端から衝撃でした

しかし、

自己肯定感はだれの中にも最初からあります。またどんな人でも、時と場合により自己肯定感が高くなったり低くなったりするものです。

加藤隆行. 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.270-271). Kindle 版.

なんとびっくり、誰しもが最初からあるそうです

最初からあるはずの自己肯定感をどこで低くしてしまったのか定かではないのですが、常に今のままじゃ駄目だ、もっと頑張らないといけない、という意識があることをここで自覚しました

自己否定を続ける人には大きく2つタイプがあるそうです

【反抗タイプ】の人は、自分が自分を否定しているだけなのに、「他者からの肯定(承認・信頼・愛情など)」がもらえないと思っています。そのため怒りや権威を使い、人から奪ってでも肯定を手に入れようとしてしまいます。その結果、より人から避けられるようになり、さらに奪わなければ満たされない、という悪循環にハマっていきます。
自分をそんな小さな人間だと認めたくないため、自分自身にも【反抗】し、自分を大きく見せようともします。
そうやって、「やっぱりオレはわかってもらえない」「人は信用できない」といった思い込みを強化し続けていきます。
【悲観タイプ】の人は、こんなワタシでは「他者からの肯定(承認・信頼・愛情など)」なんてもらえないとあきらめていて、そもそも、肯定自体の受け取りを拒否します。
ネガティブなことばかり口にするため、人が離れていきます。その離れていく姿を見ては「やっぱりワタシは嫌われている」と、より【悲観】的な思い込みを強めていきます。
いつもワタシが悪いと思っているため、人間関係において自己犠牲をすることで、自分の価値を見いだそうとしています。
病気や劣っている部分を使って「ワタシは弱い人、かわいそうな人」をアピールし、哀れみで人から同情という「肯定」をもらおうとします(ちなみに後述しますが、同情は肯定ではありません)。

加藤隆行. 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.369-381). Kindle 版.

自己肯定感の低い人は、両方の性質を持ったハイブリッドタイプになるそうです。自分は後者の悲観タイプ寄りな気がします

【悲観タイプ】の人は、「他人OK」を装っていますが、これは他人を上にすることで、「あの人はできているけど」「ワタシはダメだ」と自分を下にし、自分NGを証明しようとしているだけです。

加藤隆行. 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.434-435). Kindle 版.

あ〜〜〜耳も心臓も痛いー!!!(笑)

無意識にこれをやっています。特に業務においては自分以外が正だと思い込んで何も意見できなくなる節があります

つまり、結局は自分自身との人間関係を良好にし、自分にOKを出しながら、その先に他人にもOKを出していく【肯定タイプ】になることだけが、健全なメンタルを手に入れ、安心安全な職場環境を手に入れる方法です。

加藤隆行. 「会社行きたくない」と泣いていた僕が無敵になった理由~人間関係のカギは、自己肯定感にあった~ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.440-442). Kindle 版.

難しい。わかりはするけど、ではどうしたらよいのか

たくさん考えさせられるものはあったのですが、特に自分に響いたのは以下です

・とにかく肯定すると決めること

・ダメでいいと肯定すること(not 自己正当化) 前向きに諦める

・弱い自分を曝け出す(弱い自分を認められる人になる)

「ダメ」の基準は自分が思い込んでるだけかもしれず、人にとっては「ダメ」出ないのかもしれません

「今の時点ではだめでもいっか」「しょうがないか」と、ダメだと思い込んでいる自分に許可をしてあげる

これが、ダメの思い込み癖をなくすコツだそうです

最近のこと

ここまでを7月末ごろに書いておりました

書いているうちに、こんなの読む人いる・・・?私こんなに悩んでて辛いんですアピールに見えない??と思い、書くのをやめてしまいました

そして現在9月末ですが、心身健康になりました◎

この頃と何か変わったかしらと読み返しながら考えたのですが、周りにいるすごい人たちの土台をいつも意識するようになったなぁと思います

この人にはどんな積み重ねがあって、どんなことを考えてきて、今に至っているのか、聞いたり考えたりすることができるようになりました

そのおかげで、その積み重ねがない私には今できないのは当然だ!と、必要以上にできない自分を卑下することが減ったように思います

と、私の文章力では書き切れていないのですが、今回読んだ二冊から学びを得られていることがわかったので、公開することにしました
(著者さま本当にありがとうございます。どん底の私に響いた本です。ぜひいろんな方に読んで頂きたいです)

助けを求める力はまだまだ自分の課題ではありますが、わかっていないことを伝えることは臆さずできるようになってきました

これも結局数をこなすのが大事なのだと思います。迷惑かけますが千倍返しするからつけといてください!の精神で、助けを求めていこうと思います。
助けを求められる側になれる日を目指して!

ここまでお読み頂き、ありがとうございました


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