ハイセイコー待機勢の私、ウマ娘のハイセイコー(推定)が期待を大きく下回るキャラデザで怒りのデスノートをしたためる

まだあのキャラはハイセイコー(推定)です。
ですが解析によるとほぼ確定みたいですね。

私がはじめて名前を覚えた競走馬がハイセイコーでした。
テレビの特集で何度もハイセイコーの名前が呼ばれ、ハイセイコーの活躍や関係者の証言から「まるで人間のように語られるな」と思いました。
あの時から、ハイセイコーは競走馬を超越した存在として記憶しています。

新シナリオでハイセイコー(推定)の姿が披露されましたが、キャラデザもその登場も期待を大きく下回るものでがっかりしました。はじめての解釈不一致。
以下、私ががっかりした点です。


"型破り"な活躍をしたハイセイコーが、正統派アイドルキャラという型にはまったデザインにされたこと

ハイセイコーは当時の常識をぶち破り、現在まで続く競馬ブームを起こしています。日本はあの日からずっと競馬ブームです。
0を1に。無から有に転換させた大偉業に対して、型にはまったアイドル像では器が小さい。
まだ上半身だけですが、いかにもアイドルアニメのセンターポジ、清純正統派というガチガチの型枠がついたキャラデザに見えます。このビジュアルにこの大偉業は荷が重い。この荷を担げるだけの大物感がほしい。実馬はそれを担うだけのデカさがありますよ。動画とか見ると不気味なほどデカいです。

また、いかにもって感じのキャラデザなのでどんなふるまいをするのか、どんな形で今のキャラと関わってくるのか予想がついちゃう。
これが攻めたキャラデザだったら、どんな表現がされるのか見当がつかないので期待感が持てるんですけど。


表面的なキャラデザが×

キャラデザの全容はまだ不明です。
ですが解析された方は、ネットの画像を基にハイセイコー(推定)と導いたようです。私も見ましたが確かにと感じる点が多くありました。
つまり、拾い物の画像だけで特定できちゃうビジュアル。
資料の表面をなぞっただけでデザインしたんでしょうか。もっと深層部分まで掘り下げてデザインしてほしい。資料の読み解きが足りないと感じます。


聖子ちゃんカットはハイセイコーから逸脱している

これじゃあ松田聖子のウマ娘化です。
松田聖子にあやからなくてもハイセイコーだけで十分デザインできると思います。
あとハイセイコーはかなり黒い鹿毛です。ハイセイコー(推定)はコーラルピンク色になっていて本馬の素材が無くなっています。


シナリオのゲストキャラで出していいレベルじゃない

ハイセイコーの伝説は競走馬の枠を超えています。
出るなら主役。なんならウマ娘というコンテンツを締めくくる最後の玉で出てくるかなってくらい期待していました。
それがいちシナリオのゲストキャラとはどんな判断?やはりその活躍を描かないとゲストとしても弱いですよ。NIKKEのゴッデス部隊を見てください。大人気ですよ。あちらは伝説キャラの扱い方を知っています。

あと、どうもファル子と絡ませようとしていますが順番が違う。最初に絡ませるのはオグリでしょう。
売り出し方にも疑問があり、テンションだだ下がりです。そもそも売る気がないのかな。ハイセイコー貯金は引っ込めます。

ウマ娘の創世記になりえる第一次競馬ブーム。その立役者であるハイセイコー。下世話ですが金の生る木ですよ。ハイセイコーの活躍はカタルシスの宝庫です。ファンの涙腺を崩壊させられるパワーがある。泣きながらガチャ回してくれますよ。いや回させてくれよ!!!!!


まとめると

  • 成し遂げた偉業に対して、不釣り合いな型にはまったキャラデザ

  • デザインも画像から解析できるほど安直

  • シナリオのゲストキャラでテンション↘

なんで解釈違いをしているのか

0→1 無→有 ビッグバン 創世 星々の誕生 競馬に光を当てる 原点 転換点 右肩上がり 伝説 大業 熱狂 沸騰 変化 社会現象 空前絶後 人波 渋滞 渦 熱さ 破壊 想像 新規 超越 型破り 飛び越える 旗手 大衆の扇動 巨大 怪物 見上げる 不気味 重厚 大物 ヒーロー 大差勝ち 大ボス ライバル ストーリー 挫折 ダート 復活 ライブ 歌 20th Century Boy(同時期の曲) 成り上がり 特異点 闘争 勝敗の超越 

私がハイセイコーに抱いているイメージワードをピックアップしました。アイドルではなく巨人のイメージです。"〇〇界の巨人"的な例えとしての巨人。サイゲはアイドル、キラキラ、センター、あたりなんでしょう。ここで解釈不一致。

ハイセイコーの擬人化は人類にできるのか

ウマ娘は競走馬を擬人化してその活躍を描いています。馬にまつわるエピソードや関係者まわりの要素も一人のキャラクターに集約されています。
ハイセイコーはこれが膨大です。
wikiですら膨大。ここから掘り下げるためには当時の関係者に取材したり、残っている資料を集める必要があります。あわせて競馬ブームも描くわけですから当時の時代も調べる必要があります。もはや大河ドラマですよ。
一本の大河ドラマを一人のキャラクターに集約する作業。
これって人類にできるんでしょうか。
もし、あれがこの作業の成果物なら敗北だと思います。アイドルという型にはめて、その過程で多くの素材が零れ落ちている。
あれがハイセイコーって迫力ないです。

まだハイセイコー(推定)

まだあれはハイセイコー(推定)です。まだハイセイコー(推定)です。ハイセイコー(推定)です。※1/31日執筆時点。
違う可能性は残されています。もし違ったらこの駄文は消し炭にします。

いいなと思ったら応援しよう!