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【海外転職】心配性の私がマレーシアでサバイブしていく方法

マレーシア、ようやく来た。
長かったし、本当に疲れた。日本を出国して無事にマレーシアに入国、ようやく深夜にホテルに到着して、ベッドに倒れ込んだ時には、心の底から「一仕事終わった」と思えた。でも、そう簡単にはいかない。脳が覚醒していて、全然寝つけない。やっとベッドに入ったのに、これから始まる新しい生活やら、週明けの初出勤やら、頭の中で次々にタスクが浮かんできて、熟睡なんて到底無理。

「なんとかなるだろ」って自分に言い聞かせつつも、
心のどこかではやっぱり不安が消えない。そう、私は根っからの心配性。マレーシアに到着しても、まだこの心配性はしっかりついてきている。まあ、不安があるからこそ、いろいろ準備を入念に進められたとも言えるし、心配性って自分を守るために必要な面もある。でも、飛行機の中でふと思った。「心配しすぎても、何もかもうまくいかなくなるんじゃないか?」って。

飛行機に乗る前だって、家を出る前だって、
何度も何度も忘れ物がないか確認した。「これで大丈夫だよね?」って。しつこいくらいにチェックして、「よし、これで完璧だ」と思っても、まだ心のどこかで「いや、もしかして何か忘れてるかも?」って不安が残る。でも、不安を抱えすぎると、次の一歩が踏み出せなくなる恐怖がある。それもわかっている。結局、心配性って、自分を守るために頑張ってるんだよね。でも、守りすぎると、行動力が削がれてしまうっていうデメリットもある。

特に今回みたいに、
生活も国もガラリと変わる大変化を目の前にしていると、不安が倍増するのは当たり前。今までの慣れ親しんだ環境が一気に変わるんだから、当然と言えば当然。でも、そう思っている自分に驚きもある。こんな大変なことに次々と対応しているなんて、私って結構パワフルなんじゃないかって。

とはいえ、
周りの先駆者や同期の人たちも、同じようにこの大変さを乗り越えているわけで、私の「大変さ」なんて普通のことなのかもしれない。できて当たり前って思われているのかもな、と考えると、「サバイブ能力、まだまだ足りてないのかも」なんて気持ちになる。

今私はマレーシアの首都にいるけど、
やっぱり「海外」ってカオスだなって感じる。何もかもがごちゃごちゃしていて、秩序があるようでないような、この混沌とした感じ。改めて思ったのは、日本は本当に綺麗で、整っていて、配慮が行き届いている国なんだってこと。マレーシアもアジアの一部だけど、日本とは全く違う雰囲気。むしろ、中東やインドの影響が強くて、街には彫りが深くて目力の強い人たちが多い。彼らの見た目が、正直少し怖く感じる時もある。

そして、英語が通じるとはいえ、
街中のサインやメニューはほとんどがマレー語で書かれている。ローカルの店は特に、何が書かれているのか全くわからない。英語だけでなく、マレー語も覚えないといけないかもしれない。来たばかりだから仕方がないけど、まだこの街が自分を受け入れてくれている感じがしない。言語の壁がやっぱり一番大きいと感じる。

ここで一番の鍵になるのは、
現地で友人を作れるかどうかだと思う。友達ができれば、ローカルのお店にも気軽に入って行けるようになるし、その国での生活もずいぶん変わるはず。だけど、今の私はローカルなお店に入る勇気がない。見知らぬ店に飛び込むなんて、まだハードルが高すぎる。コンビニとか、大型モールとか、知っている場所ならまだ安心して入れるけど、ローカル感が強い場所は、なんとなく避けてしまう。

でも、ローカルのお店に入れるようになったら、
自分が一歩前進したなって感じられると思う。だから、どうやってこの街に馴染むか、どうやってこの国で自分が受け入れてもらえるかが、今後の生活の質を決める大きな要素になってくる気がする。まずは、少しずつ自分のペースでやっていくしかないんだろうな。

週明けには初出勤が控えている。
新しい職場、知らない人たち、そして新しい国。緊張と不安が入り混じる中、会社の手続きやら、まだまだ待ち受けるやることリストが頭の中に渦巻く。新しい家も早く見つけなきゃいけないし、荷物の輸送だって手配しないと。しかも、生活に必要な細々したものもこれから揃えていかなきゃいけない。

そう、マレーシアでの新しい生活は、まだまだこれから。
軌道に乗るには時間がかかりそうだし、最初の一歩は決して簡単じゃない。何かにつまずいたら、その分また新しい課題が出てくるんだろうなって、今から覚悟はしている。


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