なにかがふっ切れた気がした
年度の終わりを前に、職場でに面談が行われました。
夫婦で同じ職場、職種は違えど上司は同じ。
昇給やなんやの話があり、体調の話も出ました。
私の体調の悪い部分は首にあるヘルニア…肩甲骨から上がズンと重く痛い。その痛みを薬で抑えながら、キツい業務も頑張っています。
私だって悪化させたくないし、痛みのない生活に戻りたいですよ。
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ある利用者さんの送迎はとっても体に負担がかかります。
体重の重い人を乗せた車イスを押したことのあるひとは想像してほしい!
車椅子にのったまま30センチ程の高さの玄関をスロープなしで上げる動作を。
車イスのハンドルに体重をかけて前輪を浮かせて上げ、後ろのタイヤが段に当たるまで近づけてから、最後は気合いで後輪を持ち上げながら押す!
私の身長的に脇の高さまでハンドルを持ち上げないと上れない。
コツをつかんだから出来ないことはないけど、キツいもんはキツい!
首が悪く、そこからくるヒドイ肩こりがある私には重労働。
玄関先で降りてもらってもいいと言われたが、立てない方が玄関から這いずってベッド横まで行ったとして、どうやってベッドに上がるという考えなのだろうか?
数ヵ月前は「女性にはキツいよね」と上司も言っていて、スロープなり住宅改修なりをおこなうという話になっていました。
それまではなるべく男性が行くようにしよう!と。
いつになっても改善されていないどころか、人手が足りないからと私が対応することも当たり前になっていました。そして最近になって知った事実。
訳あって改修が出来ないので、その話はずいぶん前に白紙に戻っていたことを…
私はなんの説明もされず、ただただ楽になることを心待ちしながら負担を請け負っていたわけです。
ある日
駐車場の整備をするから職員は車を移動させてくれと連絡してきた上司。それから間もなくして、ポツポツと雨が降りだしてきた。
戻ってこない上司。…はいつもの事。
帰りの送迎に出た時に、駐車場の前を通ったがそこには誰もいない。
後日談では「雨が降りだしたから中止した」らしい。
その日は朝から猛烈に首肩周辺が痛いことを伝えていた。
それを知っておきながら、駐車場の整備をすると言い出した挙げ句、雨で中止して時間が空いたはずなのに戻って送迎を手伝ってくれることもなかった。
どこに行ったのか、何をしていたのかもわからない。
そんな事があった数日後の面談にて
自分の体調を優先して、働き方を考えることだって出来る。と言ってきた。
無理せず働く時間を減らして2~3ヵ月だけパートにして治療に専念するってことも出来るんだから。と
真剣で笑顔で優しい言葉で。
はぁ!?
体に負担のかかる業務を出来る人がいない日は「自分が送迎に出る」とかって考えもないのに、体調を優先しろ?
じゃあ誰が送るの?
同じ職場の旦那はなるべく行かなくていいようにしてくれるけど、今人手不足でどうしても私が行かないといけない日が増えている。
調子が悪そうって外の職員が連絡してくれたのをシカトしておいて、翌日になってから「昨日悪かったんでしょ?」と言うだけで終わり。
大きな負担は一つだけで、外の業務は出来るのにパートになるってのは、収入が減るってデメリットしか想像できないんだわ。
自分は有能だと自信満々で周りを見えていない上司の姿として、いい勉強になるってことに考えを切り替えよう。