コロナウイルスの経済対策

感染拡大を防止するため外出規制等が行われ、経済対策についても話し合われていますね。

ニュースを見ていてなんだか考えさせられることの連続です。

☆和牛商品券の配布
これ、今の時期に配布されて国民にとって助かるものでしょうか？

確かに和牛を出荷する側にとっては経済対策としていいものかもしれませんが…いち消費者からすれば、普段買えない和牛を得るよりもっと必要なものはあると思います。

それに、いろんな企業さんが困ってますよ。

臨時休校に伴って給食が不要になったため、お米や食材の卸業者さんのダメージはかなり大きいものだったと思います。

旅館やホテルのキャンセルが相次いでることも同じ。

和牛商品券という、肉だけに重点をおかれても経済効果があるとは思えません。

☆世帯に20万円支給、条件付き
あまりに不平等すぎやしませんか？

世帯といっても様々です。大家族もいれば、独り暮らしだっています。会社からの指示で仕事が出来ず、所得が減少してる人が対象だとか。

でも考えて欲しい。病院や介護施設で働く人たちのことも！

病院勤務者は新型コロナの影響で、自分達が感染してしまう高いリスクを伴いながら、患者も多く激務です。

介護施設だって大変です。
持病のある方がほとんどの環境。
感染してしまうと亡くなるリスクの高い人たちを相手にする中、職員はもちろんですが、通所する利用者だってどこでウイルスの媒介者となって出勤･通所してしまうかわかりません。

だからといって、簡単に休むわけにはいきません！

体調悪くても出勤しないといけないという意味ではないです。
在宅勤務できる業種ではないですし、私たちの場合で言えば人員配置基準もあるので出勤を減らせないということです。

そんな私たちは給料の面ではもちろん安定はしますよ。通常通り働いていますから。
だから現金支給に関しては対象外ってことですよね。

収入に影響がないことはありがたいことですが、それは反対にクラスター感染にあうリスクも高く、いつも以上に気を使って働かざるをえないことです。

だからといって収入が増えるわけではなく、経済対策からも除外。
なんとも悲しい現実です。

後者でさんざん愚痴ってしまいましたが、全国民対象だからといって和牛商品券が配布されても困るんですけどね。