可能な限り過去の怪我や病気を振り返る#1
noteに慣れよう!という目的もあり、自分の事を知ってもらおう!という目的もありつつ、何を題材にしようかと思ったときに、くだらなくてユニークな物にしようと決めました。
自分の経歴をつらつらと書き連ねてみても、そんなに興味を持ってもらえるとは思わないので、その上で人生の振り返りを書こうと思い行き着いたのがタイトルの内容です。
シリーズ物にしようと思ってます。
1記事1怪我or1病気です。
最古の怪我の記憶
おそらく自分の記憶に残ってる最古の怪我は、左腕の骨折です。
記念すべき第一弾はこの骨折について書きます。
おそらく4歳ぐらいの頃だと思います。
当時は保育園に通っていました。
直近買ってもらった、補助輪付きの自転車がお気に入りの年頃です。
自転車なのにカウルの様なものがついてて、どことなく仮面ライダーのバイクを想起させるイカしたやつでした。
実家は割と廊下が広く、そこで自転車を乗り回してたんです。
時間にしたら一日の内10分ぐらいだったかな。
大事な自転車ですが、当時の自分の人生の一部というほど大げさなものではありません。
気が向いたら乗る!みたいな程度です。
テンションが上って事件にまっしぐら
その日はどんより曇った冬空でした。
時間はお昼も過ぎた午後15時頃だったと思います。
居間には両親と祖父母がいて、お茶なんぞ飲んでました。
そろそろっと脇を抜けて廊下に行き、いつものように愛車にまたがります。
ただ廊下を行ったり来たり。
それが4歳の頃の自分の大事な習慣だったのかもしれません。
いつもよりテンションが高めだったのも覚えてます。
理由はわかりません。
なにか戦隊モノのCMでも見て爆上がりし、その足で愛車と共に風を感じようと思ったのかもしません。
廊下の突き当りには物が少し置いてありました。
我が家で不要になった物たちですが、小ぶりな椅子や折りたたんだ掛け軸、壺などが乱雑に置いてあります。
その中に水槽があったんですよ。
水は入っていません。
以前我が家では金魚を飼っていた記憶もあるので、その名残でしょう。
主をなくした物悲しい水槽です。
立ち漕ぎからの水槽ダイブ
「ブイーン」的な擬音を口に出してた気もしますね。
シャリシャリとペダルを漕ぐ音も廊下に響き渡ります。
何往復したときでしょう、テンションの赴くままに立ち漕ぎをしました。
そのまま廊下の、物が乱雑に置いてある側にたどり着き、左足に全体重をかけてしまいます。
その脇には例の水槽が。
フラっというよりはドターン!と言う感じで水槽側に倒れます。
水槽の淵に左腕を強打しました。
それはそれは4年の人生において最もすさまじい衝撃とともに。
痛さと言うより、一気に世界が非日常に変わってしまった事に恐怖を覚えたんだと思います。
火が付いたように泣きましたが、最初に異変を察知して居間から来てくれたのは祖母でした。
すぐに事態を把握したようでしたが、「あらあら、困ったわねー」と言うマイペースな祖母のリアクションも覚えてますよ。
次いで親父が駆けつけてくれました。
苦笑いと言うか、失笑と言うか。
へらへらっと笑いながら抱きかかえてくれて、そのまま居間に連れて行ってくれたんです。
しばらくコタツに下半身を突っ込み、座布団の上で泣きじゃくっていましたが、お昼寝の時間だったんでしょうか、そのまま眠ってしまいました。
左腕が明後日の方向を向く衝撃
どれぐらい寝たでしょう。
恐らく1時間程して目を覚ましました。
寝起きは超バッドです。
泣きじゃくりながら寝ると言うのは精神衛生上よろしくないのかもしれませんね。
両の手で体を起こすように、ぼーっと上半身を持ち上げてみました。
全体重が両腕にかかるイメージですね。
その時、ぐにゃっと左腕に激痛が走りました。
左腕が完全に明後日の方向に向いてるんですよ。
何というか、手からひじの間にもう一つ関節が出来た感じです。
そして襲い来る強烈な痛み。
もう一度泣きましたね。
それを見て、初めて母親から病院に連れていこう的な意見が出ました。
正直そこからの記憶はあいまいと言うか、あまり覚えてません。
次に覚えているのは、診察室でベッドに座らされ、
「今から折れた骨を元の位置に戻すからねー、超痛いよー」みたいな事を医師に言われた所です。
子供心に特別扱いが嬉しかった片腕吊り
後は保育園に行ったとき、隣の席の女の子に対して保母さんが、
「ノーリー君は腕ケガしちゃったから。
●●ちゃんが色々助けてあげるんだよー」
って言ってたのを覚えてます。
正直ね、子供心に「女に助けられるなんてなんて情けない男なんだ!」と感じました。
まあ、言うて何もできないんですけどね。
不思議なもので、2,3日もすると、首から白い布を通して左腕を吊ってる自分が好きになってきます。
みんな特別扱いしてくれるからなんですよ。
4歳にして承認欲求みたいな物を屈折した形で味わってしまうわけです。
こうして振り返ってみると、トータルではいい経験になったケガだったのかなー。
今では後遺症もなく、たまに家族間でその時の話が出る程度です。
子供だと骨折の治りも早いんでしょうかね?
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